田舎の土地は放置せずに早めの対処をしないとマズいことに

2030年代になると、3戸に1戸が空き家がになる可能性があると言われています。

親から相続したのはいいが、特に利用する予定もなくて、持て余しているという人が徐々に増えてくると思います。

使わない土地と言っても、毎年、固定資産税を払わなければいけません。毎年、大した額でないと思っていても、10年、20年となってくると、馬鹿にできません。

なるべく、早めに処分するか、活用しないと、ただの金食い土地になってしまいます。

土地が売れない

そもそも、土地を売りたくても売れないという場合があります。都会であれば、そのような心配は少ないですが、田舎では、今後も人口が減っていき、土地を買ってくれる人は、ますます少なくなることが予想されます。

もし、「田舎暮らしに憧れて」という初老の夫婦がタイミングよく現れたのなら、気持ちよく買ってもらったほうが、未来の事を考えると良いかもしれません(相手にとって良いかは不明ですが)。

しかし、現実は上手くいかないものです。なかなか、そのような相手が現れることはないでしょう。

では、土地を有効活用するとしたら、どうしたら良いのでしょうか?

土地の有効活用

土地を活用するとしたら、農業、アパート経営、駐車場経営などが考えられます。

「農業」であれば、JA(農協)に一任することで、めんどくさい事を、全て任せることができるかもしれません。

「アパート経営」であれば、上手くいけば、不労所得が毎月入ってくる可能性があります。しかし、これは、あくまで満室であった場合であり、空室によるリスクも検討しなくてはいけません。人口が減少していく中で、常に満室に近い状態をキープするのは、大変だと考えたほうがよいと思われます。リスクがあるという事だけは、必ず頭の隅に置いておいてください。

「駐車場経営」であれば、立地によっては、かなり有効です。近場に、観光地、大勢の人が集まりそうな場所であれば、何もしなくても収入を得ることができます。人口減少していく中でも、有効な土地活用法であると言えると思います。

外国人に売ってしまう

今後の日本は、しばらくは人口減少が止まりません。人が減るということは、土地を買ってくれる人が少なくなるという事です。今後は、日本人よりも外国人が買ってくれる可能性も出てきそうです。

外国人に売るのは抵抗があるという意見もあると思います。しかし、自分の子孫に使えるかどうか分からない土地を残しておくより、お金に換えて渡したほうが、喜ばれる可能性があると思います。

ご先祖様から受け継いできた土地だからと大切にしたい気持ちも分かります。しかし、土地が売れなくなっていく時代に入ってくると、ありがたいより、迷惑な土地になってしまう場合があるので、その辺りは、よく考えることが必要なのではないかと思います。

なるべく早く、どうするか決めるべき理由

一番最初にも述べましたが、2030年代に3戸に1戸が空き家になると言われています。

空き家(土地)が増えるということは、それだけ売る側の競争する人が増えるということです。

売りたい人が増えて買いたい人が減るとどうなるでしょうか?

どんどん土地の価格が下がっていきます。今なら500万円で売れたのに、2030年代だと100万円にしかならなかったという事にもなりかねません。

めんどくさいからと放置せず、なるべく早く、どうするかを決めることが大切になってくると思われます。

まとめ

・2030年代には3戸に1戸が空き家になるため、土地の価格が下がる可能性がある

・土地を活用するのであれば、早めに検討する必要がある

・土地の活用には農業、アパート経営、駐車場経営などがある

・土地を活用する案がないのであれば、買いたい人が現れた時に、処分してしまったほうが良い

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