デジタルデトックスは、睡眠だけでなく人生を変える

もし、あなたが「人生を変えたいけど、何をしたらいいか分からない」と悩んでいるのであれば、ぜひ実行して頂きたいことがあります。

それは、「デジタルデトックス」です。

「デジタルデトックス、人生が変わります」

デジタルデトックスとは

デトックスは、「有害な物質を体外に排出すること」を意味しています。

デジタルデトックスは、「電子機器の操作を自発的に控えていくこと」を意味しています。

私たちの生活に、テレビ、携帯電話(スマホ)、パソコンは欠かせない存在になっています。

1日の多くの時間を電子機器の使用に時間を費やしています。

仕事で使用している場合は仕方ありませんが、娯楽として使用している場合はどうでしょうか?

例えば、スマホだけでも、子供も大人も1日に4時間以上費やしていると言われています。

かなりの時間を使っていると思いませんか?

逆に、その4時間を他の事に使えると考えたらどうでしょうか?

何か別の事ができそうではないでしょうか?

人生を変えるには、「時間」が重要になります。その上で、デジタルデトックスを行う事は、非常に重要なことと言えます。

デジタルデトックスのもたらす利益

デジタルデトックスをすることで、実は多くのメリットが得られます。

①睡眠の改善

②時間ができる

③仕事や勉強のパフォーマンス向上

④近視になりにくい

⑤精神障害になりにくい

思いつくだけでも、上記の事が考えられます。人生を変えるだけでなく、メリットも多いのです。

詳しくは下記に書いていきます。

睡眠の改善

まずは、「睡眠の改善」です。

睡眠前に電子機器の操作をすると、寝つきが悪くなるだけでなく、睡眠の質を大きく下げてしまいます。

できれば、寝る1時間半~2時間以上前には、電子機器(テレビ・携帯電話・パソコン)の電源を切る事をお勧めします。

なぜ電子機器の操作が悪いのかは、「夜の光は身体にヤバイ 避けるべき理由と対策方法 」をご覧下さい。

私も、睡眠の質を上げるために、様々な方法を試していますが、どの方法を選んでも電子機器の操作後の睡眠は悪化してしまいます。

この事実を知った時は、私自身衝撃を受けました。睡眠に悩まれている方は、ぜひ、一度、電子機器の操作をやめて寝てみることをお勧めします。

時間ができる

デジタルデトックスをすることで、一番大きな効果は「時間ができる」ことです。

仕事でパソコンを操作している方はどうしようもないかもしれません。しかし、テレビや携帯電話(スマホ)は、状況が異なります。

メール、SNS、アプリ(ゲーム)、動画鑑賞などは、楽しいかもしれません。しかし、あなたの人生に必要があるか?と考えたことはありますか?

「人生に有益かどうか?」考えてみて下さい。

はい。結果はどうなりましたか?

きっと、多くの方は、「楽しいけれど、人生の有益さは低い」と答えたのではないでしょうか?

一度、電子機器から離れる時間を作ってみて下さい。

そして、「何もしない時間」を作ってみて下さい。

そうすると、何もしない時間に、あなたにとって必要な事が入り込んでくるはずです。

それが、あなたにとって、「本当に必要な事」のはずです。

仕事や勉強のパフォーマンス向上

勉強をする時に、スマホが近くにあるだけで、効率が落ちるという研究があります。

メールの通知音があると、開きたくなりますよね。これは、ドーパミンというホルモンが関係しています。

ドーパミンは一度発生すると、収まるまで10分以上かかると言われています。

つまり、「スマホは気にしない」と心に決めていても、脳のほうは「早くみたい」と真逆のことを考えているのです。

これが、集中力を落とす原因となっています。スマホに絶えず通知音が鳴るような状態だと、全く集中できていない状態が続いていることになります。

「集中して何かをしたい」時は、必ずスマホは別の部屋に置くことが大切になります。

そうしないと、脳は絶えずスマホの状態確認を欲してしまい、集中できない状態が続いてしまうからです。

近視になりにくい

視力低下は遺伝するという話があります。確かに、身体機能の数%は、親から遺伝されると言われています。

しかし、昔と比べて近視になる子供が増えています。遺伝というだけでは、説明できない数字です。

これは、パソコンや携帯電話(スマホ)の普及が大きな要因だと言われています。

テレビであれば、目の前で見る人は少ないと思います。しかし、パソコンやスマホは違います。

小さい画面をみるために、かなり顔に近づけてみる方が多いのではないかと思います。

近い距離で長時間ブルーライトを見る事は、目に良いとは言えないです。

昔はそのような環境はありませんでした。近年の近視の増加は、間違いなく電子機器の影響が大きいと言えます。

子供だけでなく、大人も電子機器との在り方を考える必要があるかもしれません。

精神障害になりにくい

スマホが普及してから、精神疾患の患者が急増していることをご存知ですか?

スウェーデンの成人の9人に1人が、抗うつ薬を使用していると言われています。この数字は、先進国では大差ないようです。

また、睡眠障害で精神科にかかる人は、10年間で8倍になっています(スウェーデン)。

このように、電子機器が登場して以来、急速に精神科にかかる人が増えているそうです。

逆に言えば、デジタルデトックスをするだけで、精神障害にかかる可能性が低くなるとも言えます。

最近、憂鬱と感じていたり、すでに精神的な疾患を患っている方は、デジタルデトックスを取り入れてみませんか?

まとめ

デジタルデトックスをすることで、様々な効果があります。

1日では分かりにくいかもしれませんが、継続していくと、大きな効果を得られます。

私自身、1年以上実施したことで、さすがに視力は取り戻せませんでしたが、人生が大きく変わったことを実感しています。

うつ症状が激減し、仕事のスピードが速くなりました。また、睡眠の状態がとても良くなりました。

そして、何より一番大きいなと感じたのは、新しいことに挑戦し始めたことです。

デジタルデトックスは、人生を変える力があります。

「人生を変えたい」けど、何をしたらいいか分からないというあなた。まずは、デジタルデトックスかた始めてみてはいかがでしょうか?

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