2018年労働安全衛生調査によると、「仕事や職業生活に関することで強いストレス」の原因で、第3位に「対人関係」が入っています。
対人関係といっても、上司と部下の関係、同僚絡み、社内恋愛など様々です。
あなたの職場に、マウントをとってくる同僚はいますか?マウントをとられると、気持ちのよいものではありませんよね。
できれば、毎日ストレス少なく過ごしていきたいものですよね。
今回は、「マウントをとってくる同僚の対処法」について書いていきます。
そもそも何でマウントをとろうとするのか?
そもそも、どうしてマウントをとろうとするのでしょうか?
マウントをとりたがる人間に共通するのは、「自分への自信のなさ」です。
自分に自信がないので、周りの人間の価値を下げようと躍起になるのです。
いかに自分が優位・有能であるかを示し、自己肯定感を高めようと必死なのです。
一言で言ってしまえば、ちょっと可哀そうな人なのです。
他人から認められようとして、逆に信頼を失っていることに、本人も気がついていないのです。
強烈にダメ出しをするパターンは注意が必要
マウントをとろうとする人間は、自分の自信のなさを隠したいので、どんどんマウントをとってきます。
人より上の優越感に浸りたいのです。
ここで、仕返しをしようと、強烈なダメ出しをすると、シュンとなってしまう人もいると思います。
これで、大人しくなる人もいると思いますが、逆上する人間もいる可能性も捨てきれません。
自分のプライドが傷つけられたと怒り出すかもしれません。
自分が悪いと思っていない人間ほど厄介です。
変な嫌がらせを受ける可能性もあるので、強烈なダメ出しをする時は、注意が必要です。
自信がつくように良い所を見つけてあげる
前述のように、マウントをとる人は、自分に自信がありません。
つまり、あなたは、そのままでいいのだという自信を持たせてあげる方法もあります。
人から認められているという、承認欲求を満たしてあげるだけで、マウントをとる回数が減ってくる可能性があります。
とにかく、相手の良い所を褒めてあげましょう。また、直接でなく、間接的に伝えることで相乗効果も得られます。
ただし、この方法は、時間がかかるので、辛抱強く、良い点を伝え続ける必要があります。
そもそも相手にしない
マウントをとる同僚から、物理的に極力離れるという方法もあります。
そもそも、職場の人間は友達ではありません。別に仲良くなる必要はないのです。
これに関しては、「同僚との上手な対人関係の築き方」でも書きました。
仕事以外の休憩時間は、職場の人間と一緒にいなければいけないルールはありません。
車通勤であれば、自分の車で過ごすという方法もあります。オフィスであれば、相手にせずに昼寝するという手もあります。
何かと理由をつけて、会話のきっかけさえ与えなければ、マウントをとられることもありません。
休憩時間の過ごし方や飲み会には参加しないなど、極力近づかない方法を選んでもよいと思います。
部署移動をお願いする
休憩時間を避けても、仕事中にマウントをとってくる人間もいるかもしれません。
こちらが何か策を講じても、しつこくマウントをとってくると、仕事を辞めたくなってしまいますよね。
そんな時は、部署移動をお願いしましょう。なるべく、理由は避けた方が賢明です。
自分のスキルアップのためなど、前向きな理由で上司に相談していきましょう。
もし、少数の職場で、部署移動もできないとなると、転職も検討しなければいけません。
転職は最終手段
マウントをとってくる人間のために、仕事を辞めてしまうのは、もったいないです。
しかし、あなたの健康のほうが大切です。
マウントをとってくる人間のせいで、あなたが精神的に参っているようであれば、転職を選択肢の中に入れましょう。
ただし、転職先にもマウントをとってくる人間がいる可能性も考慮して下さい。
どんな職場でも、合わない人間はいるものです。どの職場に行こうとも、ある程度、人間関係の構築の努力は必要になります。
心に余裕がある場合は、転職のための準備もしつつ、人間関係の構築の努力もしてみて下さい。
ちなみに、転職の準備とは、「自分の市場価値を高める」ことと、「副業」のことを言っています。
これに関しては、「雇用の安定性が不安な場合の対処法」で、簡潔に説明しています。よければ、ご確認下さい。
いつでも辞めても大丈夫な状態になると最強
実は、いつでも辞めても大丈夫という状態になると、マウントをとってくる人間のことがどうでもよくなります。
どれだけマウントをとられようが、受け流すことができます。
いまいち、ピンとこないかもしれませんが、実際、この状態になると最強です。
ぜひ、自分の市場価値を高め、副業で金銭的な余裕を築いてみて下さい。
マウントをとられても、全然気にならなくなるので、お勧めです。
コメント