速読や高速読書は困難だが1か月で15冊を読む方法

私は、1か月に15冊以上の本を読みます。しかし、速読や高速読書はできません。

そんな私が、どうやって1か月で15冊以上の本を読むのかという方法を、お伝えしたいと思います。

最初に方法をお伝えしてしまうと、8冊以上の本を同時に読む「同時読み」を実践しています。

多読や併読など、様々な言い方もあるようです。しかし、数多くのジャンルの異なる本を同時に読むということで、私は同時読みという言い方をしています。

それでは、同時読みの仕方について、詳しく説明していきたいと思います。

読む本の選定(4つのカテゴリー分け)

まず最初に、本を選びます。ここで注意ですが、どの本でも良いというわけではありません。

大きく、4つのカテゴリーに分けます。

①時間のかかる、読み応えのある本

②時間のかからない、簡単に読める本

③どこでも読める、電子書籍

④持ち運び可能な、アウトプット量の少ない本

私は、各カテゴリーで必ず2冊ずつ選んで本を読み進めます。読み切った本があれば、そこに新たに本を補充していきます。

各カテゴリーを説明する前に、アウトプットについて話をしておきます。

アウトプットの仕方

読書というのは、たくさん本を読めばいいわけではありません。必ず、自分のためになるように読まなければ、意味がありません。

同時読みの良い点は、必ずアウトプットをしなければいけないという点です。なぜならば、同時読みは、間隔があいた本ほど、忘れてしまうからです。読む前に、必ず前回のアウトプットを見直して、そのうえで読書を再開します。これで、知識を強化できます。

私は、アウトプットをするために、3冊のA4ノートと2冊のメモ帳、携帯電話を使用します。ちなみに、携帯電話は、あくまで一時保存なので、後でノートに書き写します。

アウトプットの仕方は、人それぞれだと思いますが、私は、下記のように行っています。ノートとメモ帳の一部を公開します。

アウトプットの仕方は、「メモの魔力」を参考に行っています。ただアウトプットするだけでは、もったいないからです。どうせ、アウトプットするのであれば、自分の糧にするべきだと思います。

¥1,540 (2022/05/13 20:34時点 | Yahooショッピング調べ)

ちなみに、ノートに書かれている内容ですが、下記の本です。

子育てが上手くいく!ママのココロ貯金のすすめ 親と子の自己肯定感を上げる33のポイント

著者 東ちひろ

子育てに悩まれている方は、ぜひ試してみて下さい。おそらく、初日から効果を実感できると思います。ページ数も少なく、子育てに忙しい方でも、読みやすい内容になっています。もちろん、ママだけでなく、パパでも子供に接する上で効果的です。ぜひ、パパも読んでみて下さい。子育てしていると、イライラしがちです。個人的には、定期的に読み返したいと思った本です。

メモ帳の方は、下記の本です。

成功する人ほどよく寝ている 最強の睡眠に変える食習慣

著者 前野博之

睡眠のための食事について書かれた本です。食事について、この本ほど詳しく書かれているものはないので、「睡眠のための食事」を学びたい方は、この本を読んでみることをお勧めします。

時間のかかる、読み応えのある本

ぶ厚い本や洋書などが、これに当たります。例えば、「やり抜く力 GRIT」や「脳を鍛えるには運動しかない」「GIVE&TAKE 与える人こそ成功する」などの書籍が当てはまります。これらの書籍を読んだことがある方は、時間がかかるという意味を理解して頂けるのではないかと思います。しかし、どれも良い本なので、挑戦してみたいという方は、ぜひ読んでみて下さい。

時間のかからない、簡単に読める本

私の中では、200ページ以内で、図や絵の多い、文字も大きめの書籍のことを言います。早ければ、1日で読める本もあります。比較的、気軽に読める上に、読んだという達成感も得やすいです。達成感を得ると、脳へのご褒美(ドーパミン)が生じるので、また次を読もうという気になれます。

同時読みをする上で、この簡単に読める本というのが、一番大切な役割を果たしてくれると考えています。

どこでも読める、電子書籍

基本的に携帯電話で読みます。電子書籍は、「マンガでわかる」シリーズを中心に読みます。これは、画面が小さいことも理由にあります。細かい文字を見ているだけで疲れてしまうからです。マンガ版であれば、ストレスも少なく読むことができます。また、出先で活字ばかりの本を読むと頭に入りにくいです。その点、マンガであれば、インプットもされやすいので、電子書籍の併用は、お勧めです。

持ち運び可能な、アウトプット量の少ない本

アウトプットの量が少ない本とは、小説などの事です。もちろん、小説でも良い言葉や考え方が書かれています。そのため、手持ちのメモや携帯電話にアウトプットすることがあります。

小説以外にも、自分の生活に密に関係するわけではないけど、知っておいて損はないというレベルの本を選ぶのが、お勧めです。

同時読みの仕方

体調、疲れ具合は日によって変わると思います。自分の調子に合わせて読む書籍を変えていくというのが、同時読みのコツです。下記に例えを書いておきます。

<調子が良い時>

「読み応えのある本」からスタート。読書スピードが落ちてきたor少し読むのが嫌になったら、一度、読書停止。小休止を挟んだ後、「簡単に読める本」or「アウトプット量の少ない本」で再開。集中力が落ちてきたら、小休止。本を変えて、「簡単に読める本」or「アウトプット量の少ない本」を読む。

<調子が悪い時・疲れている時>

基本的に、「アウトプット量の少ない本」の一択です。集中力が続かなければ、もう1冊の「アウトプット量の少ない本」に切り替えます。

<外出時>

「アウトプット量の少ない本」or「電子書籍」です。環境に合わせて、頭に入りやすいものを選択します。

あくまで、私の方法の一部を記載しました。オリジナルにして頂いても良いと思います。

読書をする時のコツ

最初に述べたとおり、私は速読や高速読書ができません。私の1日の読書時間は2~3時間程度です。この時間でも、1か月に15冊以上の本を読むことは可能です。

速読や高速読書ができないと言っても、読書をする時のコツはあります。

まず、「目次」「あとがき・謝辞」を読みません。この2つですが、読まなくても差し支えがないからです。そもそも、必要な知識をアウトプットするので、目次を読む必要はありません。また、あとがきなどは、読んで得られるものが、ほぼないからです。

あとは、「専門的な解説」は流し読みします。私は、その分野の専門家になるわけではないので、読みこんだところで、知識に定着させるのは困難だと判断しているからです。

高速読書では、漢字を中心に読むらしいですが、私には合いませんでした。これができる方は、もっとスピードを上げて読むことができるのではないかと思います。詳しくは、高速読書について書かれた本を、ご覧下さい。

¥1,540 (2022/05/13 20:39時点 | Yahooショッピング調べ)

まとめ

1か月で15冊以上読むには、8冊以上「同時読み」という方法があります。

その時の、ご自身の体調に合わせて、読みたい本を読んでみて下さい。

読むときは、目次やあとがきなどは飛ばしても問題ありません。

たくさんの本が読みたいという方は、ぜひ1度試してみて下さい。

読書が苦手、時間がない方

本を読むのが苦手!忙しくて読む暇がない!という方は、オーディオブックを活用しても良いかもしれません。オーディオブックとは、耳で聞く読書です。家事などの他事をしながら、読書ができるので、ぜひ、試してみて下さい。

コメント