あなたは、「自分のことを客観的に見る」ことをしたことがありますか?
客観的に見る事は、実はとても大切なことです。
今回は、「自分を客観的に見ることが大切な理由」について書いていきます。
人は他人の事なら良くわかる
人は、他人の事なら良く分かります。日常会話を思い返してみて下さい。
あの人は、「せっかちだ」「誠実だ」「ちょい悪だ」「面白い人だ」「頼りになる存在だ」など、詳しく評価しているのではないでしょうか?
では、これが自分自身となるとどうでしょうか?
良い所、悪い所を、他人以上に挙げる事ができるでしょうか?
いざ、自分自身になってみると、意外と出てこないのではないでしょうか?
特に、自分の悪い面に関しては、表面的な部分は言えても、もっと深い部分は説明しにくいのではないかと思います。
それは、自分自身を守るための防衛反応です。人間誰もが、悪い面からは目をそむけたくなるものです。
自分自身を見つめ直す
自分自身にしっかり向き合うことはとても大切なことです。
前述のとおり、自分を深く知るというのは、とても怖いものです。だから、防御反応で知ることを避けることになります。
しかし、他人の事をアレコレ評価して、自分の評価を避けるのはフェアではないのではないでしょうか?
自分自身をしっかりと見つめ直すということは、自分自身を磨くためには必要なことです。
自分の良い面を知ることにもなりますし、悪い面を直す機会にもなります。
ぜひ、いまいちど、自分自身を見つめ直してみましょう!
他人から評価を聞け
人は、自分のことは意外と分かっていないものです。自己評価しても、限界があります。
そこで、大切になってくるのが、「他人からの評価」です。
親や兄弟、友達、同僚など、誰でもいいので、「自分という存在」に対して、良い面や悪い面などを聞いてみましょう。
もちろん、全て本心で話してはくれないと思います。さすがに近しい仲であったとしても、あなたを傷つけるようなことを言うわけにはいかないからです。
ただし、実際、自分が考えている事よりも、違った事を言われる可能性があります。
「え?自分って他人からみると、そんな風に見えているの?」と思うかもしれません。
自分では気がつかなかった、新たな自分を知る機会になると思うので、ぜひ他人からの意見を聞いてみて下さい。
自分を知るならストレングスファインダー
自分を知る方法として、占い系のテストもあると思います。
しかし、これは「モノ」によっては危険です。
こんなことを言うと、女性側から反発を受けそうですが、占い系というのは、「誰にもでも当てはまる」ことを結果として言います。
これは、人間の心理を利用したもので、「自分にとって都合の良い解釈」をしがちです。
そこで、お勧めなのが、「ストレングスファインダー」です。
自分の資質(強み)を上位5位まで知る事ができます。意外と知らなかった自分の強みが分かります。
また、お金を出せば、全ての順位を出すことができます。つまり、下位にきた項目が、苦手(悪い所)ということになります。
ストレングスファインダーは、様々な研究の積み重ねで作られたものです。
私もやってみましたが、やって良かったと思います。
自分を知ることで磨くべきところが分かる
自分を知る事で、自分には何が足りないのか、自分の強い所をさらに鍛えていくかが分かってきます。
自分自身のことが分からなければ、鍛えようがありません。だから、前述の方法で、確実に自分自身のことを精査してから取り組み始めて下さい。
他人からの評価部分を鍛えることで、他人からの評価がさらに上がっていくはずです。
できれば、自分の「強み」の部分を鍛えていって下さい。
日本人は、苦手分野を克服しようとしがちです。
確かに、苦手分野を克服することは大切なことです。しかし、人間ですから、いい面もあれば悪い面もあるのです。完璧な人間はいません。
苦手な部分を直そうとすると、かなりの時間を消費することになると思います。
それをするぐらいなら、「強み」の部分を強化していったほうが良いです。
悪い面が気にならなくなるくらいに、良い面を強化すればいいのです。
良い面が増えれば増えるほど、人間としての魅力度も上がっていくのではないかと思います。
外見は最低限、中身を鍛えろ
外見を磨くのは良いことです。人は、第一印象に左右されます。
ただし、中身を伴っていない場合は、すぐに他人は離れていってしまいます。
誰もが認める外見上のイケメンや美少女であったとしても、超性格が悪かったら、みんな近寄らなくなるでしょう。
大切なのは、外見ではなく中身です。
しかし、人と接する上で、「最低限の清潔さ」は大切です。
ある程度、最低限の身だしなみを整えて、その上で中身を鍛えていきましょう。
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