今回は、グリシンが睡眠の質を良くするのかを検証します。選んだ商品は、株式会社ファインのグリシンプレミアムです。
成分表示をみると、グリシン450㎎、GABA400㎎、トリプトファン50㎎、テアニン50mgとあります。グリシンだけでなく、GABAやテアニンまで含んでいるのはありがたいですね。
あなたは、「サプリメントの正体」という本を読んだことがありますか?
著者 田村忠司
サプリメントの多くは、添加物が多く、有効成分が少量しか入っていないケースが多いらしいです。その点、このグリシンプレミアムは、3分の1近くが睡眠に関係する成分なので、比較的安心して使用できる商品ではないかと、私は思いました。
検証の結果ですが、結論を先に述べると、グリシンで、「寝つきの良さの向上、睡眠の質の向上、朝のすっきり感が得られます。」
よければ、検証のほうを、ご覧下さい。
グリシンとは?
グリシンは、エビ、ホタテなどに含まれています。これを寝る30分前に3gほど摂取することで、すっきりとした朝が迎えられると言われています。
グリシンは、血管を拡張し、血流を良くする作用があるそうです。その影響で、深部体温が下がる効果があると言われています。なぜ、睡眠をとる上で、深部体温を下げると良いかについては、本ブログの「体温をコントロールで睡眠をよくする」を、ご覧下さい。
深部体温が急激に下がるのであれば、睡眠の質が良くなるかもしれません。
グリシンプレミアムを、研究同様に、寝る30分前に飲んで、睡眠の状態がどうなるのか検証してみました。
検証1日目(寝る直前まで電子機器使用)
粉状で、檸檬風味です。とても飲みやすかったです。
寝る間際まで、電子機器を触っていました。その割には、寝つきは良かったです。
深い睡眠も多いです。また、朝もすっきり起きることができました。電子機器を触った状態で、ここまですっきり起きられるのは、ラベンダー以来かもしれません。
ラベンダーについては、本ブログの、「アイマスク(ラベンダーの香り)で睡眠の質が上がる」を、ご覧下さい。
検証2日目
今回は、寝る前に電子機器を使用しませんでした。
就寝時の寝つきは、良かったです。15分以内に寝ることができました。深い睡眠、レム睡眠、睡眠合計時間とも、バランスよくとることができています。また、朝もすっきり起きることができました。まだ2回では分からないので、継続してみます。
検証3日目
3日目も電子機器を使用していません。
今回は、日中の活動量が少なめでした。4000歩程度でした。その割には、合計睡眠時間が多いです。深い睡眠は、微妙な値ですが、レム睡眠が異様に多いです。おそらく、過去最高だと思います。
朝も、すごいすっきりして起きることができました。
検証4日目
電子機器を1時間前まで触った状態で、検証してみました。
合計睡眠時間は悪くないですが、深い睡眠とレム睡眠が少なめです。この日は、日中の活動量が3500歩程度と、かなり少なめでした。その影響もあったのかもしれません。しかし、寝つきが良く、朝も、すっきりとした目覚めでした。今のところ、グリシン効果あるのでは?という感想です。もう少し試してみたいと思います。
検証5日目
今回も、電子機器は1時間以上前に操作をやめました。
日中の活動量は6000歩程度でした。合計睡眠時間、深い眠り、レム睡眠ともに、バランスよく眠れています。寝つきも15分以内でした。朝も、すっきりとした感覚で起きることができました。
検証6日目
電子機器の操作は1時間以上前にやめました。
日中の活動量は、やや少なめでした。今回も15分以内に眠ることができました。朝も、すっきりとした目覚めでした。
眠りの質は、深い眠りが多いのですが、それ以外は特別多いという印象はありません。睡眠に関わる要素が多いため、必ずしも安定した眠りというわけにはいきません。
検証7日目
今回は、寝る直前に飲んでみました。
寝つきは15分以内でした。睡眠のバランスとしては、悪くないです。朝の目覚めも悪くありませんでした。グリシンプレミアムは、30分以内であれば、いつ飲んでも良さそうです。
まとめ
「グリシンプレミアム」を飲むことで、寝つきの良さの向上、睡眠の質の向上、朝のすっきり感が得られます。
より効果を得たい場合は、日中の活動量を上げて、寝る1時間以上前に、電子機器を遮断しましょう。
いくつものサプリメントを飲むよりは、簡単に摂取することができるので、個人的には、とてもお勧めです。
注意:医薬品などを飲んでいる場合は、医師や薬剤師に確認してから飲むことをお勧めします。また、サプリメントに頼ることも良いのですが、常用はお勧めしません。できる限り、なぜ睡眠が良くないのかの原因を探されたほうが良いと思います。サプリメントに頼りながら、ご自身に合った睡眠を見つけていくことが大切だと思います。
睡眠について、詳しく知りたいという方は、本ブログの「睡眠の知識」をご覧ください。
ストレスで眠れないという方は、「ストレスケア」のほうを、ご覧下さい。
睡眠に興味があり、睡眠関連の本を読んでみたいという方は、「睡眠についての本~お勧め7選」をご覧下さい。
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