今回は、「4-4-8呼吸法」が睡眠にどの程度影響を及ぼすのかを検証してみました。
結論を最初に述べてしまうと、「睡眠の状態を良くする可能性はあります」
ただし、あくまで睡眠を改善させる方法の1つとして取り入れるだけで、メインで使ってはいけないと思います。
詳しくは、下記の検証をご覧ください。
ちなみに、4-4-8呼吸法については、下記の本で紹介されています。
4-4-8呼吸法のやり方
4-4-8呼吸法は、「呼吸」をするだけの、とても簡単な方法です。
まず、椅子に腰かけます。背筋を伸ばし、良い姿勢を心がけましょう。
最初の4秒で鼻から吸います。吸った後、4秒息を止めます。その後、8秒かけてゆっくりと口から息を吐いていきます。
呼吸は腹式呼吸です。(吸った時にお腹を膨らませ、吐いた時にお腹を凹ませる)
これを最低でも1分ほど繰り返すだけです。とても簡単ですね。
4-4-8呼吸法がなぜいいのか?
腹式呼吸は副交感神経の働きを優位にすると言われています。副交感神経が優位になることで、睡眠に入りやすくなるというのです。
4-4-8呼吸法では、呼吸を4秒止めます。
この呼吸を止めることで、全身の細胞に酸素が運ばれやすくなり、疲労回復に役立つと言われています。
また、呼吸のスピードが遅くなることで、副交感神経の働きが、さらに高まります。
以上のことから、4-4-8呼吸法は睡眠の質を上げる効果的な方法の1つと言われています。
1日目
1分程度(3回程度)で良いと書いてありましたが、効果を十分に得たかったので、10回ほど実施しました。10回行っても、3分かかりません。
精神的に落ち着いて、穏やかな気持ちで寝床に入れました。
寝つきは普通でした。朝は、すっきり目を覚ますことができました。しっかり寝られた印象です。睡眠のバランスも良いように思います。
2日目
1日目と同様に10回実施しました。
寝つきは普通でした。朝もすっきり目を覚めすことができました。
睡眠の状態は、とても良いです。もちろん、呼吸法だけの影響ではないと思うので、もう少し試していきます。
3日目
今回も、10回実施しました。
寝つきは普通でした。朝の目覚めも悪くありませんでした。
途中覚醒していますが、身に覚えはありません。レム睡眠時に体動が多かったのかもしれません。
睡眠時間が短いのが気になりますが、深い睡眠はある程度とることができています。
4日目
今回も、10回実施しました。
寝つきは普通でした。朝の目覚めも悪くありませんでした。
深い眠りも多く、バランスの取れた睡眠です。
5日目
今回は、寝る30分前まで電子機器を操作していました。10回実施しました。
寝つきは、やや悪かったです。朝の目覚めは普通でした。
深い睡眠が減りました。電子機器の影響は大きいようです。やはり、寝る前の電子機器の操作は、睡眠の質を下げてしまいますね。
6日目
今回も、10回実施しました。
寝つきは悪かったです。夕飯を食べすぎたのが影響したのかもしれません。
朝は、すっきり目を覚ますことができました。
今のところ、睡眠の状態としては、どちらかと言えば、良いのではないかと思います。
7日目
10回実施しました。
寝つきは、やや悪かったです。朝の目覚めは普通でした。
深い眠りが減りました。夕食を食べすぎたのもあるかもしれませんし、日中の過ごし方にも問題があったのかもしれません。
必ずしも呼吸法だけで良くなるわけではないようです。
まとめ
以上のことから、4-4-8呼吸法は、「睡眠の状態を良くする可能性はあります」
ただし、日中の過ごし方や寝る前の電子機器の操作には注意が必要です。
4-4-8呼吸法は、あくまで睡眠の状態を良くするための方法の1つとして組み入れることを、お勧めします。
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