「夫が、お遣いできない」そんな不満を聞きます。
「頼んだ物を買ってこない」「同じ物を大量に買ってくる」「詳しい商品名まで書かないと買ってこれない」など様々です。
なぜ、このような事が起こるのでしょうか?そして、それを防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?
私は、日常的に買い物に頻繁に行くのですが、この現象について、夫目線で解説していきます。
まず、最初に結論を言ってしまうと、夫に間違いなく買い物をしてほしいのであれば、「メールで商品名(画像付き)+量を指定」するべきです。
さらに、余分な物を買ってこないようにするには、必要以上にお金を渡さないことが大切になります。
頼んだ物を買ってこられない理由
初めに、頼まれたものを買ってこられない理由を説明していきます。
商品の違いが分からない
私も買い物に行き始めた頃に感じたのですが、まず「商品の違い」が分からないのです。
例えば「ひき肉」です。
「ひき肉を買ってきて」と言われても、何のひき肉を買えばいいのか分からないのです。
料理名を言えば分かるでしょ?という意見もありそうですが、そもそも料理をしない側からすると、分からないものなのです。
そのため、スーパーで「一番安いひき肉」を手にとって、「これでよし!」と満足してしまうのです。
豚なのか鶏なのか牛なのかを気にしていないのです。
つまり、「料理メニューを伝えて材料を買ってきてほしい」だけをと伝えると、全く見当違いの物を買ってくることになるのです。
つまり、普段、料理もしない上に、買い出しをしていない人に買い物を頼むときは、商品名を詳しく指定する必要があるのです。
似た商品のワナに引っかかる
次に、「似た商品のワナに引っかかる」パターンです。
例えば、「強力粉と薄力粉」です。
私自身やらかしたことがあるのですが、商品のパッケージが、とても似ているんです。
自分の中では、薄力粉を買ったつもりだったのが、強力粉を買っていたのです。
「似た商品を横に並べるなよ」と店側に文句も言ってやりたいのですが、よく確認せずに買い物カゴに放り込んだ自分も悪いのです。
よく買い物に行く人なら引っかかることはないと思います。しかし、時々行く程度であれば、このワナに引っかかる恐れがあります。
つまり、間違って買ってほしくないのであれば、事前に「似た商品があるから気をつけるように」と伝えておく必要があります。
同じ物を大量に買ってくる
頼んだ商品を買ってはきてくれたけど、大量に買ってきた。どうやって消費するの!と嘆く奥さんもいると思います。
これは、「普段の商品の値段を知らない」ことと「料理で消費する商品の量を知らない」ことの2つが理由です。
スーパーに頻繁に行く人であれば、「特売」の文字を見ても、普段の値段を知っています。「特売」の文字に踊らされることはありません。
しかし、普段行かない人からすれば、すごいお得に変えたような気がするものです。安い値段で大量に商品を買う事ができた!と錯覚するのです。
「家計のために安い物を大量購入できた」と勘違いしているのです。夫に悪気はないのです。
また、普段の料理で消費する量を知らなければ、特売で大量購入してしまいます。
私自身料理をするようになってから、適切な量が思いのほか少ないことに気がつきました。これは、料理する人間でないと分からないものです。
つまり、「必要な量と、それ以上は必要ない」ことを伝えておく必要があるのです。
余分に変なものを買ってくる
買い物を頼んだら、余分に買ってくる。そんな経験は、夫だけではないはずです。
「安売り」「特売」などと目にすると、人間の心理として買いたくなってしまうものです。
スーパー側の戦略が上手なのでしょう。これを防ぐのは、なかなか難しいかもしれません。
しいてあげるなら、必要以上にお金を持っていかないぐらいしか、防ぐことは困難ではないかと思います。
なぜか高い物を買ってくる
頼んだ商品よりも、少し高めの物を買ってきた。節約している身にもなってほしい。そんな意見もあると思います。
夫側としては、「どうせ買うなら、少しでも良い物を」という心理が働いています。
これは、家計の状態が分かっていないために生じることです。
数円~数十円の節約が、家計にどの程度影響を及ぼすのか分からないのです。
節約は、「この数円~数十円が、どれほどの価値があるのか」を共有しておく必要があります。
貯金にしても、目標値を共有しておかないと、夫が知らなければ協力してくれません。
具体的に「何年までに何万円」と普段から共有しておきましょう。
あと、家計簿は夫婦でつけていくのが理想です。
お互いに現在の家計状況を把握しておけば、無駄遣いもへっていく可能性があります。
まとめ
以上のことが、夫が頼まれたお遣いができない理由となります。
これを防ぐには、めんどくさいかもしれませんが、「メールで商品名(画像付き)+量を指定」をして下さい。
日頃から、夫に頻繁に買い物を頼むのであれば、そのうち「いつもの買ってきて」と言えば、そのように買ってきてくれるようになるはずです。
たまに頼むぐらいであれば、習慣化は難しいです。その都度、指定するのが良いのではないかと思います。
イライラをなくして、夫婦円満に過ごせるといいですよね。
コメント