とある本で、「お酒は人生の無駄使い」という一文を読みました。
かなり反発を食いそうな意見ですが、私は「なるほど」と思いました。
賛否両論ありそうですが、私としては賛成派です。
そのため、賛成派の考え方の1つとして読んで頂ければと思い、この記事を書いていきます。
お酒大好きという人は、読まないで下さい。
好きでも嫌いでもないという中立の立場の人向けの記事です。
今回は、「お酒が人生の無駄使いになる理由」について書いていきます。
お酒が貴重な時間を奪う
お酒を飲む理由は人それぞれだと思います。
単純にお酒が好きだという人もいるかもしれませんが、「嫌な事を忘れたい」「ストレス解消」「眠るため」などと言う人もいるかもしれません。
個人的には、「お酒が好き・趣味」という人でない限りは、お酒を飲むのはもったいないのではないかと思います。
理由は、「あなたの貴重な時間が奪われるから」です。
いやいや、お酒でストレス対策できるんだけど?大事な時間だよ?という意見もあるかもしれません。
そもそも、「ストレス対策のための飲酒」という時点で、ストレス対処法を間違えているのではないかと思います。
ストレス対策としての飲酒
ストレス対策としては、大きく分けて2つです。
「問題焦点型」と「情動焦点型」です。
ストレスの「原因」に対して、根本的な解決を図るのが問題焦点型です。
それに対し、情動焦点型は、原因を解決はしない「とりあえずの気休め」のためのストレス解消法のことです。
「飲酒」は情動焦点型となります。つまり、その場しのぎのストレス解消法で、根本的な問題解決にはならないのです。
単発的なストレスに対する飲酒であれば問題ありませんが、慢性的な仕事のストレスに対して、飲酒でストレス解消をするのは非常に非効率です。
まずは、ストレス対策として、飲酒が本当に適切なのかどうかを判断する必要があります。
ストレスを排除する
慢性的なストレスであれば、根本的な問題の解決を図っていく必要があります。
原因はいろいろあるでしょうし、ストレスの受け方も人によって様々です。
しかし、万人に共通するストレス対策はあります。それは、自分の人生の目的を明確にすることです。
恐らく、日頃からストレスをため込んでいる人の多くは、人生の目的が明確でない人が多いのではないでしょうか?
自分の進むべき道がはっきりとしていれば、ストレスの受け方も変わってきます。というより、激減します。
あなたの人生の目的を明確にしましょう!
そういわれても、どうしたらいいのか分からないと言う方は、「人生で後悔しないための大切な「人生の目的」思考」を参考にしてみて下さい。
お酒はいつ飲むのか
人生の目的が明確になれば、自ずとやるべきことが決まってきます。
「やるべきこと」をする上で、お酒は時間を奪います。
お酒を飲むと、当然思考力は低下します。お酒を飲みながら勉強する人はいませんよね?
これが、「お酒が人生の無駄使いになる」という言葉に繋がってきます。
お酒を飲むと、身体の中で分解するのに、相当数時間がかかります。夕食時に飲んだとしても、半減するまで2~3時間かかると言われています。
つまり、「やるべきこと」をしようと思うと、飲酒の時間が寝る前ということになってしまいます。
しかし、寝酒は最も避けるべき事です。
寝酒は、睡眠の質を低下させます。また、お酒がないと眠れないようになってしまう上に、アルコール耐性ができて、アルコール依存症のリスクが高くなります。
寝酒だけは、絶対にやめましょう!
そうなると、いつ飲むの?という話になります。
結論を言うと、休日に飲みましょう!
情動焦点型のストレス解消法ですから、たまには、嫌な事を忘れて飲むと言うのも良いと思います。
1週間のうち、1,2日は好きなだけお酒を飲む。それ以外は、自分の「やるべき事」に集中する。
メリハリをつけることで、自分の人生の目的に近づけるのではないかと思います。
まとめ
お酒は、飲むと分解されるのに時間がかかります。飲んだ後は、「自分のやるべきこと」に時間を使うことが困難になります。
つまり、人生の貴重な時間を浪費することに繋がってしまいます。
毎日の飲酒は、人生で大切な「やるべきこと」をできなくなってしまいます。
お酒が好きだという人は、平日の飲酒は避けて、休日に飲むことをお勧めします。
お酒が人生の生きがいだと言う人は、それでいいと思います。
あくまで、考え方の1つとして心にとめてもらえればと思います。
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