1年間の自殺者は3万人近くいます。これは、第2次世界大戦時の特攻隊の人数よりも多いことをご存知ですか?
なぜ、平和であるはずの現在で、特攻隊員よりも多くの人間が、命を絶っているのでしょうか?
「仕事での悩み」「プライベートでの悩み」「人間関係での悩み」など、自殺する理由は人それぞれです。
その中でも、「仕事」で悩んで自殺を選ぶ方は、ちょっと待って下さい。
今回は、「仕事が理由で命を絶つのはやめたほうがいい」ことについて書いていきます。
死ぬぐらいなら、なぜ辞めないのか?
「仕事が辛い」その内容が、仕事自体にしろ、対人関係にしろ、言えることは1つです。
死にたいくらい嫌な仕事(職場)なら、辞めればいいということです。
今の仕事を辞めたら、食べていけない。そんな事はありません。
世の中には、いろいろな仕事があります。職安に行って、職員に相談してみましょう。
びっくりするくらい、いろいろな仕事があります。
「仕事がない」という人間は、たいてい「仕事を選んでいる」だけなのです。
「これは給料が安いから嫌だ」「これは大変そうだから嫌だ」「これは汚そうだから嫌だ」など。
そもそも、その仕事の何を知っているのでしょうか?
やってもいないのに、その仕事のことが分かるはずがありません。
「この仕事は〇〇そう」は、自分の想像であって、現実にそうである可能性はありません。
やってみたら、意外と楽しかったなんてことはありえるわけです。
「死ぬ」ぐらいなら、「他の事をやってみる」ほうがいいのではないでしょうか?
その辛さは、生きる糧に変えられないのか?
仕事して生きているのが辛い。きっと、そう考えた事がある人も多いと思います。
人生辛いこともあれば、楽しいこともあります。
しかし、人間の記憶は辛いことのほうが残りやすいものです。
辛いことばかり続くと、何で自分ばかりと思ってしまうのも仕方がありません。
人生の波みたいなものは存在します。連続して嫌な事ばかりが起きることもあると思います。
しかし、悪い事が続いた後は、良い事も起こるはずです。
今の辛さは、良い事が起こる前だと思えば、耐えられないでしょうか?
悪い事に見合うだけの良い事が起きる保証はありません。しかし、些細な事をきっかけにして、人生が好転していく可能性はあるわけです。
「良い事が起こる」と信じて、生きる糧にして辛さを乗り越えていくのも、人生では大切な事だと思います。
また、良い事が起きるための努力も必要だと思います。
良い事が起きる努力
良い事が起きるための努力をしていますか?
悪い事が続いていると、必死にカメの甲羅に閉じこもるようにして耐えている人もいるのではないでしょうか?
耐え続けるというのも1つの方法ですが、違う場所に移動するということも大切です。
毎日毎日、同じ事の繰り返し。これでは、嫌な事も好転していくことは難しいでしょう。
仕事自体を、全く別物に変えてしまえば、状況が好転するかもしれません。
仕事を変える勇気がないのであれば、休日に変わったことをしてみましょう。
いつもと違った行動をして、いつもと違った人と関わる。何かをきっかけに、新しい道が見えてくるかもしれません。
新しい道は、突然湧いて出てくるものではありません。自分から、何かしらの行動をすることで見えてくるものです。
現状を変えたい、抜け出したいというのであれば、良い事が起きるための努力を、自分からしていきましょう!
仕事は誰かの役に立つため
言ってることは分かるけど、やっぱり「生きるのが辛い」そう考える人もいると思います。
何のために生きているのか分からなくなる時がある。そう悩む人も多いと思います。
そもそも、「仕事」とは何なんでしょうか?
仕事とは、「人のためになることをすること」です。
「誰かの役に立つ事」でなければ、「仕事」は、成り立ちません。そうでなければ、お客さんがお金を払ってくれないからです。
「お金を払う」ということは、それに見合う価値を提供していると言えます。
あなたが、今している仕事は、誰かがお金を払ってくれているはずです。つまり、誰かのタメになっているはずです。
人は、誰かの役に立てているという時が、幸せを感じることができるのです。
「何のために生きているか分からない」と悩んでいる人は、改めて、自分の仕事が人のためにたっていることなんだということを考えてみて下さい。
人生の目的を明確にせよ
あなたは、自分の人生の目的を見失っていませんか?
人生の目的が分かっていないと、迷った時に、死にたくなってしまうと思います。
そこで、人生の目的の見つけ方についても確認しておきましょう。
人生の目的の見つけ方については、「人生で後悔しないための大切な「人生の目的」思考」をご覧ください。
きっと、あなたの役に立つと思います。
「死ぬ」覚悟があるのであれば、死ぬ覚悟で人生の目的に突っ走ってみるのもよいのではないでしょうか?
コメント