あなたの上司はポンコツではありませんか?
なぜ、ポンコツなのに中間管理職についているのかは「なぜポンコツ上司は存在するのか?」をご参照下さい。
基本的には、ポンコツを中間管理職にするような会社は、転職することをお勧めします。
ポンコツを抜擢するのは、似たようなポンコツが上にいる可能性が高いからです。
上に登っていっても、周りがポンコツだらけになるので、余計ストレスが溜まりそうです。
自分に合った環境が良いのではないでしょうか?
しかし、それでも上に行きたいという方向けの記事です。会社を変えたかったら、自分が社長クラスになるしかありません。
そう考えると、自分で会社を作ったほうがいいような気もしますが。
今回は、「ポンコツ上司よりも上に行く方法」について書いていきます。
会社の人事評価の基準を見極めよう
まずは、会社の人事評価の基準を確認しましょう。
年功序列であれば、真面目にコツコツ実績を積んでいれば、そのうち昇進の話がくるでしょう。
他に、会社の特有の習慣があるのであれば、それに従うしかありません。
社長など上層部の独断と偏見であれば、上の人間にペコペコするしかありません。
とにかく、あなたの会社の人事評価の基準を、よく見極めた上で、行動していきましょう。
仕事の基本は忘れてはいけない
上の人間にペコペコするのは良いですが、基本的な仕事はこなさなくてはいけません。
ここで大切なのは、周りと同じレベルの仕事をしてはいけないということです。
少しでも昇進を目指したいのであれば、標準以上の結果を出しておく必要があります。
この時、大切なのは、大きなプロジェクトを成功させるのではなく、小さな成功を積み重ねておくことです。
上層部に、「こいつに任せておけば大丈夫」という安心感を持たせておくことが大切になります。
標準以上の仕事をする
標準以上の仕事をするには、どうしたら良いのでしょうか?
それは、「プラスαの心遣い」です。
資料を作成する時は、読み手を意識して分かりやすくまとめておく。資料に付箋などを貼り、分かりやすくする。
同僚や上司、顧客の何気ない事を覚えておき、その都度、〇〇さんって、〇〇でしたよね。など、会話のとっかかりにする事が大切です。
高価なプレゼントを上げると、逆に相手が困ってしまうので、相手の負担にならない程度の心配りが大切です。
何気ない心遣いが、他の同僚との差を広げていきます。
昇進した人間の真似をする
いろいろ努力しているけど、他の人間が昇進した。
そんな時は、昇進した人間の真似をしましょう。
それが嫌な相手であったとしてもです。昇進するからには、上層部は、その人間が良いと思っているはずです。
完全コピーすれば、昇進しない理由がないはずです。
本来であれば、優秀な人や尊敬する上司を完全コピーしたほうがいいのですが、目的が「昇進すること」なので、贅沢は言っていられません。
例え、嫌な人間だとしても、その人を完全コピーすれば、昇進のチャンスはめぐってくるはずです。
ポンコツ上司の良い所を見つける
ポンコツ上司といっても、仮にも上司です。
ポンコツだなという視線でみていると、どこまでもダメ上司に見えてきます。
しかし、一度、ダメフィルターを取り除きましょう。
人間、いいところもあれば、悪い所もあるはずです。そのポンコツ上司にも、良い所の1つや2つはあるはずです。
「良い所探し」をしていると、今まで気がつかなかった、その人の良い点を見つけることができるはずです。
その中に、中間管理職になるための「何か」が隠れている可能性があります。ぜひ、探してみましょう。
優秀すぎると逆効果?
自分よりも優秀な人間がいたとしたら、どう思いますか?
正当に評価してくれる場合もあると思います。しかし、逆に優秀すぎるがゆえに、評価されない場合もあると思います。
「出る杭は打たれる」という言葉があるように、優秀すぎると、正当な評価が得られない場合もあるのです。
上に立つ人間は、自分よりも優秀な人間がいた場合、内心面白くないものです。
「この部分は、まだまだだよね」などと、悪い面を見つけようとします。
あまり突出した能力を見せると、昇進の妨げになる可能性もあることは、頭の片隅に置いておいたほうがいいと思います。
これは、上司だけでなく、同僚も同様です。優秀な同僚を妬む人間もいるはずです。
「妬み」は、上に上がっていく際に、足を引っ張る要因になります。
周りよりも「少し出来る」くらいで抑えたり、ちょっとおっちょこちょいな部分(ダメな部分)をさらけ出すのも大切かもしれません。
最後に
以上が、ポンコツ上司よりも上にいく方法になります。
読み進めて思った人も多いと思いますが、「めんどくさい」ですよね。
優秀な人間に、正当な評価ができないような会社は、成長性に不安を感じませんか?
もっと自分を正当に評価してくれる会社に移ったほうが、自分にとってもプラスになるのではないかと思います。
このまま今の会社にいていいのかと思った時は、ぜひ、「昇進」ではなく、「転職」も検討してみることをお勧めします。
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