幸福か不幸かは、自分の考え方次第で変わる

あなたの人生は、不幸な事が多いほうですか?

不幸な事が続くと、生きているのも辛くなってきますよね。

どうしたら、少しでもストレス少なく過ごせるのでしょうか?

今回は、「幸福か不幸かは、自分の考え方次第で変わる」理由について書いていきます。

物事は捉え方次第で変化する

認知行動療法というものを、ご存知ですか?

この治療法の1つに、「物事の捉え方を変える」という方法があります。

例えば、コップに半分ほど水が入っていたとします。

Aさんは、「コップに半分しか水が入っていない」と思ったとします。

Bさんは、「コップに半分も水が入っている」と思ったとします。

「同じ状況」なのにも関わらず、AさんとBさんでは、「考え方」が180度違います。

このように、物事は捉え方次第で、全く別の意味になるのです。

これを、「幸」か「不幸」かに当てはめていきます。

脳を騙す幸福の思考法

自分の仕事机に、大量の書類が積みあがっていたとします。

1日中、仕事机に向かい、半分近く処理できたとします。

この時、あなたはどのように考えますか?

「1日中頑張ったのに、まだ半分しか終わっていない」とネガティブに考えますか?

それとも、「1日中頑張ったから、半分も終わったぞ」とポジティブに考えますか?

実は、「脳の疲労度」は思考の仕方1つで変わってきます。

同じ作業をしても、ネガティブに考えた場合は、脳の疲労度が増す上に、自己肯定感も下がります。

逆に、ポジティブに考えた場合は、脳の疲労度が軽減し、自己肯定感も上がります。

これは、体内のホルモンが関与しています。

簡単に言うと、ポジティブ思考の場合は、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン・オキシトシン・ドーパミン」が分泌されるのです。

これが、ネガティブ思考の場合は、ホルモンの分泌が減ってしまいます。

同じ事をしているのに、ホルモンバランスが変わってくるのです。

どうせ同じことをするなら、幸せホルモンをたくさん分泌して、脳の疲労軽減、自己肯定感を上げる事を考えたほうが良いのではないでしょうか?

ポジティブ思考トレーニング

人間の生存本能的に、ネガティブ思考に陥る事は仕方がありません。

危険を察知(経験)して、自分の身を守るための行動をとる。これは原始時代から受け継がれてきた遺伝です。

ネガティブ思考を消すためには、多くのポジティブ思考が必要となります。

そこで、いったんネガティブ思考が浮かんだら、ポジティブ思考に切り替えるトレーニングをしていきましょう!

物事の考え方を変える方法として、こちらの記事で紹介しています。

仕事のストレスを軽減させる物事の捉え方」参照。

仕事でも日常生活でも、ポジティブ思考のトレーニングは、いつでも行えます。

また、ポジティブ思考の強化のために、1日の終わり(寝る前)に、ポジティブ日記を書くことをお勧めしています。

別に、長々と書く必要はないので、3行ほどポジティブな内容を書いて、「良い1日でした」と言って寝る事ができれば完璧です。

笑顔で強制的にポジティブに

あなたは、普段笑っていますか?

「笑顔」は、とても大切なことです。別に笑うような場面でなくても、口角を上げて、笑顔の形を作るだけでも大丈夫です。

笑顔でいると、前述の幸せホルモンが分泌されます。特に、難しいことでもない上に、短時間で行えるのでお勧めです。

ポジティブ思考トレーニングの合間に、笑顔の練習もしましょう。

笑顔は幸せを引き寄せます。

あなたの職場を想像してみて下さい。

ムスッとした人と仕事をしているより、ニコニコしている人を仕事をしたほうが、楽しくないでしょうか?

常に笑顔でいる必要はありませんが、時々、思い出したら笑顔を作るようにしてみて下さい。

今は、マスク生活でもあるので、周りからも分からない可能性が高いので、安心して笑顔になれるのではないかと思います。

もし、周りから「何、ニヤニヤしてるの?」と声をかけられたら、「笑顔のトレーニング」と返せばいいのです。別に隠すことでもないからです。

ただし、真剣な場面での笑顔はやめましょう。人によっては、「何へらへらしてるんだ!」と怒る方もいるかもしれないからです。

幸せは自分で呼び込むもの

考え方次第で、不幸は幸福に変わるものです。

「仕事で失敗した」「失恋した」どれも悪いことのように感じます。

しかし、考え方ひとつで状況は大きく変わってきます。

仕事で失敗したら、次は成功するように、工夫すればいいのです。

失恋したら、もっと良い相手に出会えるチャンスができたと考えればいいのです。

幸福も不幸も、自分次第です。

ぜひ、ポジティブに物事を捉えていきましょう。

そうすることで、人生はとても楽しいものに変わってくるはずです。

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