生きている限り変われるチャンスはある

あなたは人生を楽しんでいますか?

生きていると、様々なストレスがあります。人生が辛いと感じる時もあると思います。

自分の性格が嫌になることもあると思います。

今回は、「生きている限り変われるチャンスはある」ことについて書いていきます。

自分の性格は変えられるのか?

自分の性格が嫌だと思っている方も多いのではないでしょうか?

性格を変えられるのか?という話題は、いろいろと論じられています。

多くの書籍で言われているのが、「根っこの部分は変えられない」ということです。

これは、乳幼児期の親からの接し方の影響が大きいと言われています。

乳幼児は、親の顔色や態度を観察しています。どうすれば喜んで、どうすれば怒るのか。

乳幼児は生きていくために、親の手を借りなけらばいけません。当然、人間の本能として、適切な反応をするようになっていきます。

これは、潜在意識(無意識)として、自分を形作る性格に組み込まれていきます。

この潜在意識は簡単に変えることはできません。生きていくための本能としてインプットされてしまっているからです。

親を恨んでも仕方がない

前述のとおり、自分の性格は、乳幼児期の親からの影響が大きいです。

これを聞くと、親を恨みたくなりますよね。親の育て方次第で、もっと違った性格になったかもしれないのに!と。気持ちは分かります。

しかし、親を恨んだところで、自分の性格は変わりません。

独り立ちするまでは、子供は大人の保護下にいます。どうしても育った大人の影響を受けてしまいます。

しかし、大人になって、親元を離れれば、あとは自分自身の人生です。

親の影響を受けることはありません。

潜在意識を変えていくのは難しいですが、顕在意識を変えていくことは可能です。

顕在意識を変える

顕在意識とは、自分でコントロールできる意識です。

芸能人などで例えると分かりやすいかもしれません。

芸能人は、テレビに出ている時と、プライベートの時は、性格が全然違うという話を聞いたことがありませんか?

テレビでは、明るくバカな事ばかり言っているのに、実際は、真面目で大人しい性格の方もいるそうです。

つまり、芸能人は、「顕在意識をコントロールするプロ」だといます。

それは、芸能人だからできることでしょという意見もあるかもしれません。

そんなことはありません。むしろ、仕事やプライベートが同じ顔の人は、少数派ではないでしょうか?

仕事ではバリバリ働くのに、自宅ではダラダラ過ごしてるという方も多いと思います。

つまり、人間は自宅から一歩外に出ただけで、外用の仮面をかぶるのです。

外用の仮面は、いくらでも自分で用意することができると言えます。

外用の仮面を用意する

前述のとおり、自宅から一歩外に出れば、人は仮面をかぶります。

つまり、仕事用、プライベート用など、様々な仮面を用意できます。

性格の根っこの部分は変えられませんが、仮面自体は、いろいろと用意することができます。

言っていることは分かるけど、いきなり変われるはずがない!という意見もあると思います。

確かに、目立たない大人しい性格の人間が、はっちゃけて社交的な性格の仮面をかぶるのは無理があります。

しかし、少しくらいの変化をつけることは可能です。

外見を変えて〇〇デビュー

高校デビュー!社会人デビュー!という言葉を聞いたことがありますか?

今までの自分を知っている人が多いと、なかなか急なキャラ(性格)変更は難しいものです。

そこで、環境がガラッと変わる(知らない人の中に入っていくとき)状況を利用するのが、〇〇デビューです。

黒髪、メガネで真面目な性格だった人が、茶髪にして、コンタクトにするだけで、印象がガラッと変わります。

外見が変わるだけで、周囲の接し方も変わってくるものです。

周囲の自分への扱いが変わってくることで、自分の精神的なものも変化していきます。

周囲の反応に合わせて、そのキャラに合わせていくことになります。

自分のなりたい性格に合わせた外見作りをしていくのも一つの方法だと言えます。

人生は1度キリ

人生は一度キリです。人生100年時代と言われていますが、健康寿命を考えると、元気に動き回れるのは70~80歳くらいまでです。

あなたは、今何歳ですが?残りの人生は30年でしょうか?40年でしょうか?

残りの人生を長いと感じるか短いと感じるかは、人それぞれです。

後悔のない人生を送るために、今までと違った行動をするのは悪いことではありません。

「変わりたい」と思った時が、「変わるチャンス」です。

生きている限り、いつでも変われるチャンスはあります。

今の自分が嫌だと思っているのであれば、勇気を出して、変えていってみませんか?

コメント