あなたは、資格の取得を目指そうとしたことがありますか?
「仕事の関係で資格をとらなければいけない」「キャリアアップのためにとろうと考えている」「将来のためにとろうと考えている」
理由は、人それぞれだと思います。
しかし、勉強し始めたはいいけど、心が折れてしまったという経験を持った方も多いのではないでしょうか?
今回は、「効率の良い資格の勉強の仕方」について書いていきます。
勉強の時間を考える
まずはじめに、「勉強をする時間」についてです。
資格の取得のためには、勉強時間の確保が必須です。
さて、あなたは、どの時間に勉強を行いますか?
働いている方だと、「朝」「夜」「昼休み」「休日」「スキマ時間」に分けられると思います。
人によっては、全ての時間を勉強時間に当てている人もいると思います。それはそれで悪くありませんが、それでは自分の時間がなくなってしまいます。
息抜きに、「遊ぶ」ことも大切かと思います。
資格の合格のためには、「覚える」ことが大切です。
効率良く覚えるためには、「朝」「寝る前」「スキマ時間」がお勧めです。
「朝」は、脳の疲労もなく、すっきりとした状態です。朝に勉強したことがある人なら分かると思いますが、夜に比べると、かなりのスピードで問題を解いたりすることができます。
物覚えも良いため、「朝」は勉強するのに、とても良い時間だと言えます。
また、出勤までの時間制限もあります。夏休みの宿題を思い浮かべると分かると思いますが、人間は、追いつめられるほど力を発揮します。
「朝」の時間制限付きの勉強は、とても良いと言えます。
次に、「寝る前」です。寝る前は、記憶を定着させるのにも効果があると研究でも分かっています。
朝に勉強したことを、忘れないためにも、寝る前にもう一度、勉強したことを見直してみて下さい。
最後に、「スキマ時間」です。何かのスキマ時間に、「朝と夜」に、覚えたことを思い返してみましょう。
スキマ時間は、あくまで「思い出す」作業だけです。新しいことを覚えようとしても、恐らく忘れてしまいます。
朝や寝る前に覚えた内容を、定期的に思い出してみましょう。それで、記憶がどんどん定着していくはずです。
過去問を中心に勉強する
資格勉強をする際に、あなたは、「テキストから読む派」ですか?「問題集から解く派」ですか?
私は、昔テキストから読む派でした。しかし、いくつか試験を経験していくうちに分かったのですが、テキストから読むと、とても非効率なのです。
時間がかかる割には、頭の中に入っておらず、過去問で思ったより点数がとれないのです。
そこで、「過去問から解く」方法に切り替えました。
一番初めは、ボロボロです。知識ゼロなので仕方ありません。
しかし、2周目以降になると、回数を重ねるごとに点数が上がっていくのです。
人間、失敗した事は、頭に残りやすいので、ミスした箇所ほど、よく覚えているのです。
過去問をやりながら、どうしても意味が分からない場合は、テキストをひろげます。
そして、詳しく読みながら、理解を深めていくのです。こうすることで、点数がとれるようになってきます。
過去問から解いて勉強したほうが、効率が良いと言えます。
100点を目指す必要はない
あなたは、資格を取得する上で、100点を目指しますか?
もちろん、知識を完璧にしたほうが、仕事や日常生活で役に立ちます。100点をとるにこしたことはありません。
しかし、効率よく資格の取得がしたいのであれば、100点を目指す必要はありません。
「合格点+10点以上」の知識があれば、資格の取得は可能だと思われます。
合格点が60点であれば、70点以上
合格点が70点であれば、80点以上の知識があれば、おそらく合格できます。
資格の試験というのは、過去問を中心に出されることが多いです。しかし、全て過去問の内容というわけではありません。
「+10点」というのは、「新規の問題で取れない点数」と「ケアレスミスで間違えた」分をカバーするための点数です。
効率よく資格の取得がしたい人は、+10点以上の点数がとれるように準備してみて下さい。
インプットとアウトプット
知識を定着させるには、インプットとアウトプットの両方が必要になります。
何回も過去問を解いていると、何回も同じところを間違える問題が出てきます。
そこは、本当に理解しないと解けない問題です。実際に自分で説明が書けるように、アウトプットしていきましょう。
また、書くだけでなく、できれば、他人に説明もできるように、口に出してみましょう。
「人に説明ができる」=「理解している」ということです。
インプットばかりして、内容をしっかり理解していないと、問題を捻られた時に、間違えてしまう可能性が高くなります。
アウトプットの時間も、しっかり作るようにして下さい。
最後に
資格の取得のための必要な勉強時間は、インターネットで調べると出てきます。
元々の知識量や地頭の良さによって、勉強時間は変わってきます。
必要勉強時間は、あくまで目安です。だらだら非効率な勉強をしていれば、おそらく足りません。
効率よく勉強していけば、短く済む可能性もあります。
効率よく勉強をして、自分の時間も大切にできるといいですね。
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