上司の意図が理解できない謎の命令への対処法

あなたの職場の上司は、優秀ですか?それともポンコツですか?

中間管理職次第で、職場の良し悪しが決まると言っても、過言ではありません。

働いていると、謎の命令をされる場合があります。

今回は、「上司の意図が理解できない謎の命令への対処法」について書いていきます。

上司はポンコツか?優秀か?で対応の仕方は変わる

上司がポンコツか優秀かについては、日頃の働き方や態度を見ていれば分かると思います。

上司の命令を受ける際に、何も考えずに従えばいい場合と、そうでない場合があります。

もちろん、上司が優秀な場合は、何も考える必要はありません。あなたは、「孫子の兵法」を読んだことがありますか?

優秀な上司(将軍)は、部下(兵隊)に最低限の命令(情報開示)を下し、部下が気がつかないうちに、最高の結果(勝利)を得ます。

なかなか、そこまで優秀な上司に会う事もないかもしれませんが、それに近い事をやっている人であれば、安心して言われた通りに動きましょう。

ちなみに、孫子の兵法を学ぶ時は、「孫子」の原典がお勧めです。他の本は、いろいろな解釈が入ってしまうため、偏見が入ってしまいます。

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しかし、ポンコツ上司の場合は、そういうわけにはいきません。

数週間、無駄に走り回らされた挙句に、全く意味がなかったという結果にもなりかねません。

そんな事になったら、腹が立ちますよね。ストレスもたまってしまいます。

お互いにとって、いい事は1つもありません。しっかり防衛線を張っておく必要があります。

命令されたら、「目的」と「ゴール」を確認せよ

まず、ポンコツ上司から命令を受けた場合、「目的」と「ゴール」を確認をしましょう!

どう考えても「意味ないだろ」と考えて「やりたくないです」と反論すると、いくらポンコツ上司でも腹を立たせるかもしれません。

まずは、「目的は何でしょうか?」と命令の意図を確認しましょう。

そこで、「明確な目的」を確認することができたら、上司の考える「ゴール」を確認しましょう。

目的とゴールが明確であれば、上司から命令された「方法が適切かどうか」を頭の中で検証します。

もし、軌道修正が必要な内容であれば、「このような方法もいいと思ったのですが、いかがでしょうか?」と代案を提案してみます。

もしくは、ゴール(結果)だけ得られればいいのであれば、「やり方は私に任せて頂けないでしょうか?」と言うのもいいかもしれません。

プライドの高いポンコツ上司だと、なかなか承諾してくれないかもしれませんが、そこは、言い方を工夫してOKをもらっていきましょう。

目的が意味不明な場合

思いつきで部下に命令を下すポンコツ上司も存在します。

そのような場合は、目的を聞いた時に、たいてい、明確な目的を言う事ができません。

相手の命令の欠点を指摘し、「やる必要ないですよね」と、ばっさり切り捨てることも可能ですが、相手にも中間管理職としてのプライドがあります。

社会人なので、その後のことも考えて、上手に対応していく必要があります。

どんなポンコツであったとしても、あくまで、相手は上司なので、相手の立場も尊重する必要があります。

ポンコツ上司が「やりたい事の意図」をくみ取る必要があります。

まずは、「上司の意図」が素晴らしい事を褒めてあげましょう。

その上で、生産性(会社にとっての利益)を明確に提示していけたら完璧です。

上司の意図に取り組むことと、会社にとっての利益(もしくは損失)を提示できれば、いくら相手がポンコツでも吟味するはずです。

ポンコツ上司となんか働けるか

世の中には、様々なポンコツ上司がいます。「なぜポンコツ上司は存在するのか?」参照。

自分の事をポンコツだと自覚している上司はいいのですが、そうでない場合があります。

その中でも、自分のことを「やり手」だと勘違いしている場合は、かなりイタイですよね。

いろいろ対策しても、「俺の言う通りにしてればいいんだ」と聞く耳を持たないタイプです。

結果として、部下を疲弊させ、最悪の結果を招く。自分で責任をとってくれればいいのですが、部下に責任を押し付けてきたら最悪です。

1年、2年単位で部署移動などがあれば、我慢していればいいですが、そうでない場合は、ストレスの蓄積が心配です。

どうしても、上司とウマが合わない場合は、部署移動か転職を検討しましょう。

1日のうちの3分の1近くは会社にいることになります。つまり、8時間も一緒にいたくない人と過ごすのは、精神衛生上良くありません。

あなたの健康のためにも、上司から離れる選択をしても良いのでないでしょうか?

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