あなたは、会社の将来性について不安を感じていませんか？
このご時世ですし、どんなに有望な会社であろうと、絶対大丈夫とは言えません。
とはいえ、できれば安定した会社で働きたいと考えてしまいますよね。
今回は、「将来性のある会社かどうかは上司で見極められる理由」について書いていきます。
会社の離職の理由
あなたの会社の離職率は高いほうですか？
離職する理由は、人それぞれです。家庭の事情は仕方ありませんが、多くは会社内での問題によります。
会社内での問題、つまり上司の責任です。
労働安全衛生調査によると、仕事のストレスの上位は、「仕事の量と質、責任、人間関係」が占めています。
つまり、これらを上司が現場を適切に管理できないと、嫌になって部下たちは会社を辞めていってしまうということです。
全ての原因が上司にあるとは言いませんが、職場の環境を適切に管理できないのは問題だと思います。
上司次第で職場環境はガラッと変わる
あなたは職場で、上司が変わることを体験したことがありますか？
体験したことがある人なら分かるかもしれませんが、職場環境というのは、上司次第でガラリと変わるものです。（もちろん、変わらない場合もありますが…）
ダラダラした上司なら、ダラダラした状態となります。厳しい上司なら、現場はピリピリします。
上司次第で、職場環境はガラッと変わるものなのです。
つまり、上司が変わった途端に、離職者が増える場合は、上司が原因である可能性が高いのです。
上司は会社の将来性を明示している
上司は会社の将来性を明示しています。
中間管理職になるということは、さらにその上に登っていく可能性があるということです。
つまり、今の職場環境は、上司が上に上がるにつれて、会社全体に影響していく可能性が高いのです。
現場の人間は、それがよく分かっています。
「働きづらいな」と感じているのであれば、この上司がさらに出世していくと、さらに働きにくくなりそうだなと考えているはずです。
感の良い人間なら、その時点で、転職を検討するはずです。職場環境の悪い所で働けば、ストレスが溜まるからです。
その「上司」は会社の方針と同義
何でこんな人が上司なの？と思う人もいると思います。
しかし、その上司を選んだのは、他でもない会社の上層部です。
つまり、この会社をけん引していくのは、その人しかいないと思ったのです。
会社の将来像と、上司の方針が一致しているはずです。
どうあがいても、上司の方針が、会社の将来像となるはずです。
上司のやり方が合わないなと感じたのであれば、早々に転職したほうがいいかもしれません。
上司が変われば、状況が変わるかもと期待するのは辞めたほうがいいです。
なぜならば、仮に今の上司がいなくなったとしても、会社の方針は変わらないからです。
次の上司も、似たような上司になるはずです。もちろん、上司のキャラクターで、職場の雰囲気は変わります。
しかし、「会社の方針」自体は変わりません。根本にある会社の方針に不満を持っているのであれば、そのストレスがなくなることはないでしょう。
会社の方針が気に入らないのであれば、辞めるまでその状態が続くことになります。
ストレスを常時抱えることになるので、精神衛生上よくないと言えます。
転職も検討しても良いのではないかと思います。
現場の優秀な人が昇進しない会社
社内に、何でこの人が中間管理職じゃないんだろう？と疑問に思う人はいませんか？
もちろん、現場の優秀な職員が、必ずしも優秀な上司になるとは限りません。
その事を知っていて、昇進を断っている可能性も十分に考えられます。
一方、そうでない場合は、会社の上層部のほうに問題がある可能性があります。
つまり、自分よりも優秀な人間を中間管理職にしたくないという心理が働いているかもしれません。
自分の地位を脅かす存在に怯えているのです。ひょっとしたら、自分が降格して、部下だった人が上司になるかもしれない。
日本の企業では、そのようなケースは珍しいかもしれません。しかし、絶対ないとは言い切れません。
中間管理職交代という事態に陥れば、自分の存在を否定されたような気持ちになるかもしれませんね。
優秀な人が現場を仕切れば、間違いなく会社にとっては良いことです。
役職に適材適所をフットワーク軽く配置できるような会社は将来性が高いかもしれません。
しかし、いつまでも昔のやり方にこだわっている会社は、淘汰されていく可能性は十分あります。
現代は、ものすごいスピードで進化しています。この時代の流れについていけないと、将来は厳しいかもしれませんね。
そういった意味でも、自分の職場の上司が、どのような考えを持っているのかを聞いてみるのもいいかもしれません。
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