同僚よりも評価される人材になる方法

あなたは、職場で適切な評価を受けていますか?

仕事を頑張っているのに、昇進の話がこない!昇給がない!など、様々な不満を抱えている人も多いのではないかと思います。

会社の評価システムのほうに問題がある場合もありますが、どのようにしたら、周りの同僚よりも高い評価を得ることができるのでしょうか?

今回は、「同僚よりも評価される人材になる方法」について書いていきます。

会社での椅子取りゲーム

「昇進」と一言で言っても、その「椅子」に座れる人間は限られています。

「主任」「係長」「課長」「部長」「専務」「理事」など、会社によって役職はそれぞれです。

しかし、上に進めば進むほど、座れる椅子は減っていきます。

同僚の中でも、より優れた優秀な人間でないと勝ち残ることはできない椅子取りゲームです。

「自分は優秀である」と胸を張って言える人は、上層部目指して頑張れば良いと思います。

しかし、「自分は普通の社員の1人」と自覚している場合は、違った戦略をとる必要があります。

普通の社員が、優秀な社員に追いつくには、普通のやり方をしてはいけないのです。

同じ事をしても同じキャリアにしかならない

親や上司から、上を目指すために、「この資格をとりなさい」「このやり方をしなさい」と言われたりしたことはありますか?

いわゆる、「常識を勧められたか?」ということです。

確かに、その通りにすれば、ある程度上に行く事はできるかもしれません。

上司と同じような取り組みをすれば、上司と同じ立ち位置まで行く事ができるかもしれません。

しかし、同じ事をしても同じキャリアにしかならないのです。

また、同僚も同じように努力した場合、どんぐりの背比べ状態になってしまいます。

もちろん、言われたことに取り組むことも大切です。しかし、それでは同僚より頭1つ分飛び出すことはできません。

「言われた事+他の何か」をする必要があります。

違った資格(勉強)をとってみる

キャリアアップのための資格の取得は悪いことではありません。

仕事上生かせることであれば、どんどん取得していくべきです。

ここで、同僚と違った味を出したいのであれば、「業務とは関係ない資格」を取得しておくのも、1つの手です。

同僚と同じ資格を持っていても、同じような視点でしか物事を見る事しかできません。

しかし、違った資格(知識)を持っていると、全く違った視点から物事を見ることができます。

会議で話し合いが、行き詰っている時に、全く違う切り口から、物事を提案できる可能性があるのです。

「その発想はなかった」と周りに言わせることができたら、こちらの勝ちです。

知識を多く持っていれば持っているほど、他人とは異なった発想をすることができます。

資格の取得は、転職時にも使えるかもしれないので、多く持っておくことは悪いことではありません。

何でもやってみると人脈が広がる

上司から、「頼まれたことをやる」のは、大切なことです。

あなたは、「頼まれていない事」でもやっていますか?

これは、勝手に仕事をするという意味ではありません。何かしら仕事が発生した際に、自分から「やってみたいです」と挙手することです。

たいていの人は、業務が増えるので、他の仕事をやりたがりません。上司としては、積極的に仕事に立候補してくれるのはありがたい事です。

しかし、狙いはそこではありません。

「何でもやってみる」と、人脈が広がる可能性があるからです。

部署間を超えて、人脈を形成するコミュニケーションの高い人間がいますが、そんな人間は稀です。

コミュニケーション能力が、そこまで高くない人間は、仕事を通して人脈を形成していくのが一番です。

私自身、性格上、あまりコミュニケーションは得意なほうではありません。

しかし、いろんなプロジェクトに頭を突っ込んでいたら、知らないうちに、会社中の人間と繋がりができていました。

今では、どこの部署に顔を出しても、「あ、〇〇さん。何か用ですか?」と声をかけてもらえます。

人脈を広げておくと、何かあった時に、助けてもらえますし、逆に相手側から声をかけてもらえます。

人脈の狭い同僚とは、違った立ち位置を形成することができるのです。

意外性を発揮する

あなたは、職場で「こんな人」とキャラ付けされているはずです。

そこで、ここぞという場面で、自分のキャラとは違うことをして「意外性を発揮」してみましょう!

普段、真面目で通っている人が、お笑い芸人の真似などしたら、みんなびっくりすることでしょう。

ただ、その場の雰囲気などもありますので、「ここぞ」という場面だけは、間違えないで下さい。

意外性を発揮する方向性を間違えると、逆効果です。自信がない方は、無理しないで下さい。

最後に

同僚より評価されたい場合は、同僚と同じ事をしてはいけません。

同僚と「同じ努力+α」が大切になってきます。

プラスαに関しては、コレをしたらいいということはありません。個人によって異なるからです。

よく分からないという場合は、とにかく、何でもいいので取り組んでみて下さい。

何もしなければ、何も変わりません。何かを変えたければ、何かをする必要があります。

とにかく、チャレンジ精神を持って、様々な事に挑戦してみて下さい。

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