手放したいのに、処分に困っている「訳あり物件」を所有していませんか?
めんどくさいからと言って、そのまま放置するのは、実はリスクがあるんです。
「早めに対処しなければいけない理由と、処分方法」について解説していきます。
放置しておかないほうが良い理由
少子高齢化に伴い、2030年代には、3戸に1戸が空き家になると言われています。
「物の価格」というのは、「需要」と「供給」で決まります。
3戸に1戸が空き家になるということは、この先、「売りたい人」に対し「買いたい人」が少なくなるということを意味しています。
つまり、土地や建物が売れなくなる時代になってくることが予想されます。
売りたい物が売れない時、あなたならどうしますか?
物の価格を下げますよね。そうすると、周りの人も、さらに競争で値段を下げてきます。
つまり、不動産の価格の暴落が起きる可能性があります。
その時、ただでさえ、「訳あり」なのに、余計に処分できなくなってしまう可能性があります。
お金を生み出さないどころか、毎年の固定資産税を払うという、負の遺産を、いつまでも持ち続ける事になってしまいます。
めんどくさいからと言って、そのまま放置しておくのは、得策ではないと思いませんか?
そもそも訳あり物件とは?
「訳あり物件」と聞くと、まず事故物件を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。前の住人が亡くなったり、殺人事件が起こったようなケースです。
このような物件を、「心理的瑕疵物件」と言います。
★瑕疵(かし)と読みます。瑕疵とは、「欠陥がある」という意味です。
心理的瑕疵物件以外の「訳あり物件」としては、以下の瑕疵物件があります。
「物理的瑕疵物件」は、アスベストが使用されていたり、シロアリ被害の建物などの、物理的に問題のある物件のことを言います。
そのような物件に住みたいという人はいないでしょうし、売ることも難しいと思います。
「法的瑕疵物件」は、都市計画法、建築基準法、消防法に違反している物件のことを言います。
このような物件は、賃貸であれば良いのですが、基本的に建て替えなどは難しいです。古くなったからと言って、新しく建て替えるということができません。
なぜ、そんな建物が存在するのかと言うと、法律が制定される前に建てられた物件だからです。
「環境的瑕疵物件」は、騒音や悪臭、日照時間が極端に短いなど、建物自体には問題のないけど、環境に問題がある物件のことを言います。
そのような所に好んで住まれる方は、あまりいないと思いますし、これも売るのが難しいと思います。
瑕疵物件でもない、訳あり物件
前述の「訳あり物件」以外にも、「共有物件」「立退き物件」「差し押さえ物件」「競売物件」などがあります。
「共有物件」とは、不動産が共有名義になっている物件のことを言います。この場合、自分の持ち分だけ処分したい時は、購入者を探すのが大変です。
余程の価値のある不動産でなければ、共有名義の不動産を欲しがる人は、現れないのではないかと思います。
「立退き物件」では、処分したい不動産から、住んでいる住人に出て行ってもらわなければいけません。
しかし、すんなり出て行ってくれる住人ばかりではありません。高額な立ち退き料を支払わなければいけない場合もあります。お金も求めず、そのまま居座り続けられるのも困りますよね。
「差し押さえ物件」とは、住宅ローンや税金の滞納によって、差し押さえられた物件の事を言います。
競売にかけられていた物件を、購入したのはいいが、元の住人が居座っていたりする場合があります。元々、滞納するような人間なので、普通の会話が通じない可能性もあります。
「訳あり物件」を処分するための方法
「訳あり物件」を処分する方法は、全部で3通りあります。
①不動産会社に依頼し、売り買いを仲介してもらう方法
一般的な不動産の処分方法になると思います。
「訳あり」のほうが、価格が安くていいという人がいるかもしれないので、試しに依頼してみても良いかもしれません。
ただし、「売れるかもしれない」という根拠のない僅かな希望にすがるのはよくありません。
前述の少子高齢化の影響もあり、早めに出せば売れたものが売れなくなる可能性があります。
〇月〇日までに売れなければ、他の方法に切り替える!など、線引きは、しっかり持っておきましょう。
②更地にする方法
売れそうにない物件であれば、更地にしてしまえ!と思うかもしれませんが、更地にしたからといって、売れる保証はありません。
売れなかった場合、建物を壊した価格を負担しなればいけないリスクがあります。
また、事故物件であった場合、購入検討者への告知義務があるので、売れないリスクが、更に高まることになりかねません。
上記のデメリットを理解した上で、更地は検討して下さい。
③「訳あり物件」処分の専門業者に依頼する方法
「訳あり物件」の売り買いを専門に扱っている業者があります。
「購入者がいつ現れるか分からない不動産を持ち続けるのが嫌だ」「早く現金化したい」「お金をかけても売れるかどうか分からない」「どうしていいか分からない」
そんな方は、専門業者に依頼したほうが、めんどくさくないかもしれません。
「訳あり物件」を何とかしてくれる最後の頼み
「訳あり物件」の処分に困った場合は、専門業者に依頼しましょう。
「訳あり物件」の買い取りを行っている会社の1つに、株式会社Alba Link(アルバリンク)という会社があります。
「他の会社で断られた訳あり物件も、買い取りしてもらえた」などの声があります。
また、査定には社名の入っていない車で来るので、「周りに気づかれずに売却ができた」という声もあります。
最短3日で現金化もできるというシステムも整っているので、急いで「訳あり物件」を処分したい方には、お勧めできる会社ではないかと思います。
まずは、試しに相談してみませんか?
株式会社Alba Link(アルバリンク)には、こちらからアクセスできます。「 https://wakearipro.com/ 」
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