あなたの職場に、怒鳴り散らす上司はいますか?
怒鳴り散らす上司がいる職場は、職場環境としても良くはなく、できれば、同じ室内にいたくないものです。
今回は、「怒鳴り散らす上司への対処法」について書いていきます。
怒鳴り散らす人間は、人間として未熟
そもそも、怒鳴り散らして相手を従わせようとする行為は、人間として未熟だと言えます。
怒鳴られた相手は、しぶしぶ従うかもしれませんが、上司の人間としての信頼感は、どんどんなくなっていきます。
おそらく、あなたの上司への評価は、どんどん落ちているのではないかと思います。
しかし、腐っても上司です。部署移動、転職をしない限りは、あなたの上に居座り続ける事になります。
嫌だと思うと、相手に伝わる
相手の事が嫌いだと思っていると、それは相手にも伝わるものです。
そんな事、言われても、嫌いな気持ちは隠せない。おっしゃる通りです。
しかし、相手と対面しなければいいと、避けたりしていると、「俺から逃げているな」と、逆に目をつけられます。
少なくとも、逃げるのは得策とは言えません。
怒鳴られたとしても、まずは対面することが大切になります。
まずは、落ち着かせる
相手が勢いに任せてしゃべってくる時に、こちらは、ゆっくりしゃべるという、コミュニケーションの方法があります。
すると、相手も、次第にしゃべり方のトーンが落ちてきます。
あなたの話を冷静に聞いていますよ。という、姿勢が大切になってきます。
間違っても、言い返してはいけません。言い返すと、火に油を注ぐ結果となり、余計に怒鳴りつけてきます。
そもそも、怒鳴りつけてくるタイプは、自分に自信がない人間が多いのです。
そこで、批判のような発言でも浴びせようものなら、さらに感情に任せて「俺は悪くない!俺が正しい!」と攻撃的になってきます。
まずは、相手を冷静にさせましょう。
意見に耳を傾け、分析する
相手が冷静になってきたら、言いたいことをまとめましょう。
感情的に話されると、話の本筋が分からないことがあります。
「つまり、〇〇の件ですね。」「つまり、〇〇すればいいのですね。」など、相手の要求の要点をまとめてあげましょう。
相手も、言いたい事が伝われば、それ以上は何も言ってこないはずです。
失敗を責めてくる上司
部下の失敗に対し、ネチネチと文句を言ってくる上司もいると思ます。
誤っている相手に対し、何度も罵倒している姿は、周りから見ても気持ちの良いものではありません。
しかし、そもそも人間として未熟なので、仕方ありません。
失敗が、自分だけのせいではないとしても、未熟な上司としては、誰かに文句が言いたいだけなのです。
子供の相手をしていると思って、聞いてあげましょう。
少しでも、聞く耳を持っている上司であれば、次のような聞き方をしても良いかもしれません。
「〇〇の件は、今後、このように対処しようと思いますが、もっと良い方法はあるのでしょうか?ご指導頂きたいです」など、相手を尊重するような聞き方をしてみましょう。
上司の良い所を探して、同僚に何度も話す
どんな人間でも良い所もあれば、悪い所もあるものです。
相手の事が嫌いだと思っていると、良い所も見えにくくなります。
まずは、「声が大きくて分かりやすい」とか「存在感がある」など、何でもいいので良い点を見つけましょう。
そして、それを何回も同僚に話しましょう。
ポジティブに考えていると、さらに良い所が見つかるかもしれません。また、同僚に話すことで、その話が上司の耳に届くかもしれません。
怒鳴りつける人間は、元々自分に自信のない人間が多いのです。自分の事を良い点を言ってくれる人間に対して、攻撃的になる人間はいません。
ひょっとしたら、怒鳴りつけてくる回数が減るかもしれません。
とにかく、相手が未熟なので仕方がない
何度も言いますが、怒鳴りつけてくる上司は、人間として未熟です。
子供を相手していると思って対応して下さい。
子育ての良い方法として、良い点を褒めるという話があります。
上司も一緒です。良い所を褒めてあげましょう(くれぐれも、上から目線にならないように)
良い点を伸ばすと、自然と他の部分も良くなってくるものです。
めんどくさいかもしれませんが、怒鳴りつけてくる上司への対応は、周りがサポートするしかありません。
何で、上司なのに、こちらが気を使わないといけないんだ!立場が逆だろ!と言いたくなるかもしれませんね。
どうしても耐えられない場合は、部署移動や転職を検討してみて下さい。
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