突然ですが、あなたが明日で死ぬとしたら、「思い残すことはない」と言って死ねますか?
もし、「まだ死にたくない!」という方は、どうしたら思い残す事はなくなるのでしょうか?
少なくとも、今の生き方ではダメということです。今すぐ生き方を変えるべきです。
今回は、「人生で後悔しないための思考法」について書いていきます
何をしたら後悔しないのか
まず、あなたが1年以内に死ぬと想像してみましょう。
おそらく、やりたい事は、たくさんあるはずです。まずは、それを書き出してみましょう。
いわゆる、「死ぬまでにやりたい事リスト」というものです。
おそらく、できそうな事から、無理そうな事まであるはずです。
無理そうな事でもいいのです。書く分には、誰にも迷惑はかけません。とにかく、出来る限り書き出してみましょう。
やりたい事リストで、他人に迷惑をかけない事であれば、何から取り組んでいってもいいと思います。
今日からできそうな事は、すぐに実行に移していきましょう。
やりたい事から、あなたの人生の目的を探す
「死ぬまでにやりたい事リスト」はできましたか?
次に、「やりたい事」をグループ分けしていきます。大きく分けて2つに分けられます。
「自分のため」のことか、「他人のため」のことかです。
ここから、あなたの「人生の目的」を明確にしていきます。この作業は、死ぬ間際に後悔しないために、とても大切な事です。
「自分のため」と「他人のため」のグループに分けられたら、読み進めて下さい。
後悔しない=幸福な人生
「後悔しない」生き方とは、逆に言えば、「幸福だった」と胸を張って言えることです。
幸福については、いろいろな意見がありますが、他者貢献をした人間ほど、幸福感が強いと言われています。
幸福感情は、「セロトニン、オキシトシン、ドーパミン」というホルモンが関係しています。
このホルモンですが、「他者貢献」をしたほうが分泌が多いのです。
つまり、先ほどグループ分けした「他人のため」のリストをこなしたほうが、幸福度が上がっていくと言えます。
もちろん、「自分のため」リストも幸福感が得られます。ただし、「自分のため」の行動は、ドーパミンというホルモンしか分泌されません。
このドーパミンは、持続効果が短いと言われています。
「自分のため」は、満足のいく死に際にはならない
前述のとおり、「自分のため」の行動は、ドーパミンしか分泌されません。そして、ドーパミンは持続時間が短いのです。
映画鑑賞、好きなバンドのライブ、美味しいカフェ巡りなど、人によって趣味は様々です。
どれも、「自分のための行動」に分類されます。これらは、実行した直後は、幸せな気分になりますよね。
しかし、しばらく経つと、幸福感は薄れてきます。そして、また行きたいなという感情になるのです。
つまり、ドーパミンが減ってきたため、さらなるドーパミンによる快楽を求めている状態と言えます。
人によっては、「ドーパミン中毒」と言う人もいるようです。「キリがない」ので、こう呼ばれているのです。
瞬間的な幸福は、とても気持ちの良いものです。しかし、死の瞬間にドーパミンが分泌されることはありません。
つまり、あなたは、きっと死ぬ間際に後悔することになります。どうして、自分のことだけ考えて生きてきたのかと。
以上の事から、「ドーパミン、セロトニン、オキシトシン」ホルモンが分泌されやすい、「他人のため」のリストをこなしていくことをお勧めします。
他人のためリストを深く読みとる
「他人のため」のリストを、もう一度よく見直してみて下さい。
何か共通することはありませんか?
おそらく、これは人によって異なります。
例えば、「地球環境を保護したい」「動物を保護したい」「ボランティア活動をしたい」「人を笑顔にしたい」「人を勇気づけたい」など。
きっと、まとめることができるはずです。
それが、あなたにとって、大切な「人生の目的」になります。いかがでしょうか?
人生の目的が分かったら
あなた自身の「人生の目的」が分かりましたか?
もう一度、リストを見直しましょう。
もちろん、そのままリストに書いたことに取り組んでもいいと思います。
もし、「人生の目的」を明確にできたことで、その目的のために他にやれそうなことがあれば、付け加えていきましょう。
人生の目的が分かった人は、今よりも精力的に生きていくことができるはずです。
目的意識が明確になるほど、人生にハリが出てきます。
そして、目的に少しずつでも近づいていけばいくほど、セロトニン、ドーパミン、オキシトシンの3つのホルモンが分泌されて幸せになっていきます。
目的地に辿りつかなくても幸福感は得られる
人生の目的に辿り着く前に、命が尽きてしまう場合もあるかもしれません。
しかし、あなたが取り組んできたことは決して無駄ではないのです。
目的地に辿り着くためにしてきた行動は、全て他の人のためになっているはずです。
その他者貢献の気持ちが、死の間際、きっとあなたを幸福感で包んでくれるはずです。
もし、後を継いで言って人がいれば、その人に託せば、なお幸福感に包まれることでしょう。
きっと、「良い人生だった」と言って死に際を迎えられるはずです。
最後に
人生は長いようで、短いものです。
私も、10代のうちに、このことに気づいていたらと思うのですが、時間を巻き戻すことはできません。
気づけた時が、スタートラインです!
死ぬ間際に後悔しないように、今からでも遅くないので、「死ぬまでにやりたいことリスト」に取り組んでいきませんか?
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