あなたは、将来が不安ではありませんか?
2030年台には、「AI(人工知能)による労働者の削減」と「外国人労働者増加」による就職難が予想されます。
これに対抗するには、どうしたらよいのでしょうか?
今回は、「2030年台に向けて今からできる事」について書いていきます。
優秀な人間以外は地獄
AIの発展で、2030年代には、現在の半分近い職業がなくなると言われています。
また、半数になった職業を、日本人で分け合うのではなく、外国人労働者と取り合うことになります。
詳しくは、「社員を使い捨てる時代は終わるが貧困の格差は広がる理由」参照。
優秀な人間以外は、かなり過酷な状況になることが予想されます。
この状況から抜け出すには、どうしたらよいのでしょうか?
打開策としては、2つの方法しかりません。
まず、「AIにできること、できないことを理解すること」です。
そして、「外国人労働者にはできないスキルを身につけること」です。
AIにできること、できないことを理解する
AIにできること、できない事はなんでしょうか?
AIは莫大な情報(ビッグデータ)を元に、人間が求める「限りなく答えに近いもの」を抽出します。
ネット上に溢れている情報を把握することは、人間よりも遥かに上です。
つまり、単純な「知識」では、人間が勝つことは不可能です。
以上のことから、私達にできることは何か分かりますか?
まずは、AIの出す答えは、100%でない可能性があるといことです。
つまり、「最終的な意思・決定は人間が行う」ことになります。
例えば、医師などが分かりやすいと思います。
過去の病気のデータを元に、患者の病気を予測する。AIの出しだ病気が、本当に正しいかどうかは分かりません。そのため、あくまで診断を下すのは医師となります。
AIの出した答えに「YES]か「NO」かを人間が判断するのです。
次に、「知識の組み合わせ」です。
AIは、「〇〇なら××」というパターンを学習して、限りなく答えに近いものを出します。
決まったパターンであれば、精度の高い答えを出す事はできますが、複雑な知識の組み合わせの答えまでは不可能です。(現時点では)
知識を組み合わせて、新しいものを生み出す「創造力」が、人間としての私達に残された最後の武器となります。
創造力であれば、頭が良くなくても大丈夫だと思いませんか?
外国人労働者より有利か?
少子高齢化の波を受けて、今後、日本は外国人労働者の受け入れを積極的に行っていきます。
異国の地まで来て、働こうというハングリー精神の高い外国人労働者と職を争うことになります。
日本語がしゃべれる分、私達のほうが有利でしょ?と思う人もいるかもしれません。
残念ながら、言語の壁は、もうすぐなくなってしまいます。
というのも、翻訳機能が著しく向上しており、おそらく数年後には、お互いに普通に何もしなくても会話ができます。
タイムラグなしで、異国の言語が飛び交って会話ができる状態になるのです。
そのような状態になったら、あとは「人間の性能」を比べられるだけです。
2020年台は知識を蓄える時
「AIに負けない創造力」や「外国人労働者に負けない人間としての性能」を高めるには、どうしたらよいのでしょうか?
それは、「知識と経験」を高めるしかありません。
「知識×知識×経験」=「創造」
知識と経験が多ければ多いほど、創造力は高くなります。
毎日、決まった行動パターンしかしていない人は要注意です。
同じ行動をしていては、脳が、突然何かを閃くという可能性は限りなくゼロに近くなります。
絶えず、知識と経験をしつつ、何かを生み出そうとする「思考」が大切になってきます。
とにかく、残りの10年で、様々な「知識と経験」を積んでいきましょう!
何をしたらいいか分からないという人
「知識と経験」が大切なのは分かった。でも、何をしたらいいか分からないという方もいると思います。
そんな方は、自分の人生の目的について、一度、考えてみて下さい。
あなたの人生の目的は何ですか?
もし、答えられないという方は、「人生で後悔しないための大切な「人生の目的」思考」を読んでみて下さい。
人生の目的だけ明確になれば、あとはそれに合わせた知識と経験を積んでいくだけです。
副業と資格の取得はお勧め
「知識と経験」は、形として残ったほうが良いです。
その上で、「副業」と「資格の取得」は、お勧めです。
仮に、転職などを余儀なくされば場合、現在の仕事以外にも、副業による実績や資格を持っていれば、他の転職希望者よりも優位に立つことができます。
ぜひ、一度、副業や資格の取得についても検討してみても良いのではないかと思います。
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