あなたは完璧主義者ですか?
完璧主義は、誰も幸福にしません。自分も含め、周りにストレスをばら撒くだけです。誰も得しません。
今回は、「完璧主義を辞めるにはどうしたらいいのか?」について書いていきます。
完璧主義は誰も得しない
完璧主義者は、周りからしたら「迷惑」でしかありません。
完璧主義者が思い描く「完璧」に付き合わされる人は、うんざりしていることでしょう。
そもそも、自分と同じ思考を持っている人はいません。
「自分が完璧」と思っていても、他人からみたら「完璧でない」場合が大半です。
「不完全な完璧」のために、理想を押し付けられるほうは、たまったものではありません。
完璧を目指す本人もストレスでしょうし、付き合わされる周りもストレスです。
つまり、全員ストレスを受けることになるので、完璧主義は「誰も得をしない」ということになります。
自分自身が完璧主義者だと思っている方は、周りが迷惑をしているという事実を、まずは認識することが大切になってきます。
完璧主義を辞めたい
この記事に辿りついた時点で、完璧主義を辞めたいと思っているのではないでしょうか?
完璧主義は自分も周りもストレスをため、誰も得しないという事実に気がついているはずです。
しかし、どうしても辞められない。辞めるには、どうしたらよいのでしょうか?
様々な方法があるとは思います。
まずは、少しずつ辞める仕事を見つけていくのはどうでしょうか?
仕事を細分化
まずは、自分の仕事を細分化して辞める仕事を見つける方法です。
ご自身の仕事内容を箇条書きにしてみましょう。
その中で、さらに1つ1つの仕事を細かくしていきます。完璧主義の方ですから、細かく書き出せるはずです。
書き出せましたか?
はっきり言って、その中の大半はやらなくてもいい仕事です。「え?」と驚くかもしれませんが、事実です。
やらなくてもいい仕事とは、「誰にも迷惑をかけない」「損失を出さない」仕事のことを指します。
手始めに、書き出した中でも、あなたが一番必要なさそうなものを選んでみて下さい。そして、その仕事は絶対にやらないで下さい。
どうでしょうか?おそらく、やめたところで、「誰にも迷惑がかからない上に、損失も出しません」
つまり、「やる必要のない仕事」だったということです。
完璧主義者の方の多くは、無駄な「やらなくていい仕事」までやる傾向にあります。
1つ1つ、「やらなくてもいい仕事」をやめていって下さい。
そうするだけで、時間が生まれ、時間ができると心にゆとりができます。自分も周りも仕事が減るので、結果としてみんなのストレスが減ります。
「まぁ、いいか」など諦める口癖をする
仕事に取り組む際、「まぁ、いいか」など、「諦める口癖」を言うのもお勧めです。
完璧主義者は、完璧にやらなければいけないと脳が指令を出しています。
しかし、諦める発言を口にすることで、脳が「今やっていることは、そんなに重要じゃない」と認識を変えることがあります。
要するに、「脳を騙す」のです。
何回も諦める口癖を発していると、だんだんと完璧じゃなくてもいいかと思うようになってきます。
いい加減な人間にならないか?と心配するかもしれませんが、大丈夫です。
元々、完璧主義な方です。程よく肩の力が抜けて、逆にとても良い仕事ができるはずです。
人生の目的を見つける
仕事で完璧を求めるということは、仕事に「生きがい」を見出している可能性もあります。
完璧であることに喜びを感じているのです。
つまり、「生きがい」を他の所で見つけることができれば、仕事に対する完璧主義を減らすことができるかもしれません。
仕事を生きがいにするのが良いのか悪いのかは賛否両論あるでしょうが、少なくとも周りを、あなたの「生きがい」に周りを巻き込むのはよくありません。
また、「仕事を生きがい」にした場合、退職した後が大変です。
あなたが、経営者なら死ぬまで働けば良いことですが、会社員の場合は、そういうわけにはいきません。60代くらいで嫌でも退職することになります。
退職した後、生きがいを失い、ぼんやり過ごすことになります。下手すると、認知症になってしまうかもしれません。
健康的な老後を過ごしたいのであれば、仕事を生きがいにすることは、あまりお勧めではありません。
では、どうしたら仕事以外に「生きがい」を見つけることができるのでしょうか?
あなたは、自分の人生の目的を明確に答えられますか?
もし、答えられないのであれば、まずは、そこから認識していく必要性があります。
人生の目的を見つけるためには、「人生で後悔しないための大切な「人生の目的」思考」のほうを読んでみて下さい。
いかがでしょうか?
少なくとも、今の仕事に時間を割いている余裕はないのではないでしょうか?
死ぬ間際に、後悔しないためにも、自分の人生の目的をメインにして、今の生活を送るべきではないでしょうか?
完璧主義を辞めて、自分だけでなく周りもストレス少ない働いていけるといいですね。
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