仕事のストレスを軽減するためには、「自分の市場価値を上げる事」と「副業」の2つが大切です。
自分の市場価値を上げる方法として、資格の取得は、自他ともに、とても分かりやすいものです。
世の中には、たくさんの資格があります。国家資格、民間資格合わせても数えきれないほどです。
資格が多いと、どれを取得していいのか分からないという意見もあると思います。
今回は、「自分に本当に必要な正しい資格の選び方」について書いていきます。
人生の目的に合わせた資格選び
まずはじめに、資格を選ぶ前に大切なのが、自分の「人生の目的」を明確にしているか?です。
人生の目的は何ですか?と聞かれて答えられる方はいいです。そうでない場合は、まず人生の目的をはっきりとさせましょう。
人生の目的が明確な方は、資格勉強を始めてからも迷うことはないでしょう。
しかし、「給料が上がりそうだから」など、安易な考えの元で勉強を始めると、きっと挫折します。
勉強にも身が入らない上に、下手すると受験前に辞めてしまう可能性があります。
まずは、自分の人生の目的(人生の軸)を、しっかりと把握して、説明できるようにして下さい。
資格選びの基本的な考え方
資格の取得に際し、「今より給料が上がるのか」「取得して意味があるのか」ということを気にされる方は多いと思います。
資格は、大きく分けると2つに分かれます。
「自分自身の基本的な能力を強化する資格」と「給料を底上げする資格」です。
それを聞くと、給料が上がった方がいいのでは?と思うかもしれませんが、実はそうでもありません。
自分自身の基本的な能力を強化することは、自信をつける事に繋がります。それは、自己肯定感を上げるということです。
自分に自信を持っている人は、仕事でも上手くいくことが増え、周りからも信頼され、結果として昇進などに恵まれる可能性があります。
つまり、基本的な能力を上げる事で、給料アップに繋がる可能性があるのです。
どちらにしても、給料が上がるのであれば、無理に「給料が高くなる資格」をとる必要はないと言えます。
民間資格より国家資格?
資格には、「民間資格」と「国家資格」があります。
それだけ聞くと、国家資格のほうがいいような気もします。しかし、実際には、そうでもありません。
国家資格でも、給料の安い職業があるからです。例えば、保育士などが分かりやすいと思います。
保育士も立派な国家資格ですが、給料が安いと、度々、話題になります。
子供の世話は、とても大変な事なのですが、今までの男性優位の社会では理解されてこなかったことが原因と思われます。
その他にも、国家資格にも関わらず、低賃金という職業は、いくつも存在します。
つまり、必ずしも、国家資格のほうが給料が高いとは言えないので、選ぶ際は、国家資格にこだわる必要はありません。
試験のある資格のほうがいい
民間資格の中には、講座を受講するだけで取得可能な資格があります。
要するに、お金さえ払えば、誰でも取得できる資格です。
このような資格は、あまりお勧めできません。
なぜかというと、知識の定着度が怪しいからです。
もちろん、何度も復習して、その資格保有者にふさわしい活躍をされる方もいると思います。
しかし、大半は、受講しておしまいではないでしょうか?
大切なのは、資格の取得でなく、知識の取得です。
そういう意味では、試験のある資格のほうが、知識の定着には向いています。
また、「資格としての価値」も、誰でも取得できる資格よりも高いはずです。
もし、保有したい資格があるのであれば、出来る限り、試験のある資格をお勧めします。
資格と収益のバランスを見極める
民間資格の中には、「更新性」のものが存在します。
「3年後に、5年後に、再び受講して資格を更新しなければいけない」といった類のものです。
下手すると、更新の時に10万以上の受講料をとられるような資格もあると思います。
もちろん、知識のアップデートと復習という意味では、受講料を出す価値はあるかもしれません。
しかし、その資格で収益を稼げていないのであれば、保有し続ける意味はあるのでしょうか?
自己研磨という意味ではいいかもしれません。
しかし、将来的にみても、利益を生み出す可能性が低いのであれば、知識だけ得ておけばいいかもしれません。
無理に更新し続ける必要はないかもしれませんし、最初から取得せずに、類似の資格を保有したほうがいいかもしれません。
世の中には、本当にたくさんの資格が存在するので、類似の資格があると思います。ぜひ、探してみて下さい。
まとめ
読み進めて頂いた方は、だいぶ資格を絞ることができたのではないでしょうか?
自分の人生の目的にあった、本当に必要な資格が明確になれば、勉強にも熱が入ると思います。
ぜひ、資格を取得し、ストレスを少なく、日々が過ごしていけるといいですね。
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