人間は、仕事に限らず、日常生活上での様々な出来事からストレスに感じています。
同じトラブルが起きても、ストレスに感じる人もいれば、ストレスに感じない人がいます。
人によっては、「鈍感力」と言う人もいるかもしれません。
ストレスに鈍感になれればいいのですが、なかなかそうはいかない人もいると思います。
そんな方は、物事の捉え方を変えてみるという方法で、ストレスが軽減できるかもしれません。
今回は、「仕事のストレスを軽減させる物事の捉え方」について書いていきます。
メリットとデメリットは、表裏一体
物事のメリットとデメリットは表裏一体と言えます。
物事は、人によって、考え方が180度変わる場合があります。
例えば、仕事で考えてみます。
上司から、すごく大変な仕事をお願いされたとします。
この時、「めんどくさい」と思うと、仕事が嫌になります。
逆に、「上司が自分を評価して仕事を任せてくれた」と思うと、仕事にやりがいを感じるかもしれません。
同じ仕事でも、捉え方ひとつで、仕事への姿勢が180度変わるのです。
これは人間関係でも同じことが言えます。
上司が失敗に対し怒ったとします。
この時、「自分はダメな奴なんだと思われている」と思うと、自己肯定感が下がります。
逆に、「自分のために怒ってくれているんだ」と思うと、相手に感謝の気持ちが生まれるかもしれません。
このように、考え方ひとつで、相手への印象が180度変わるのです。
常にポジティブ思考を心がける
前述のとおり、捉え方、考え方ひとつで、物事の印象は180度変わるのです。
自己肯定感が低い方は、ネガティブ思考、マイナス思考の方が多いのではないでしょうか?
日々の生活で、プラス思考、ポジティブ思考を心がけるだけで、同じ1日でも素晴らしい1日になります。
ぜひ、物事の捉え方を変えるトレーニングをしていきましょう!
いきなり、ポジティブ思考になるのは困難です。まずは、少しずつ日常の何気ない事から、物事の捉え方を変える工夫をしていきましょう。
物事の捉え方トレーニング(日常生活編)
物事の捉え方を180度変えていく例をあげていきます。まずは、日常生活での考え方です。
①朝起きたら雨だった
「雨が降って嫌だな」⇒「雨が降ると庭に花の水やりをしなくていい」
②車で出勤時に渋滞している
「会社への到着が遅れるのでイライラする」⇒「運転時間が長くなることで、好きな音楽がたくさん聴ける」
③電車が人身事故でこない
「会社に遅刻する」⇒「待ち時間に本が読める」 「 たまには、気分転換に他の移動方法を使ってみよう」
④昼ご飯の弁当を忘れた上に、お金もない
「お腹が減った」⇒「断食は身体に良いので1日くらい我慢してみる」「同僚にお金を借りよう。会話のきっかけにしよう。」
⑤お菓子のストックがない
「お菓子食べられなくて残念」⇒「ダイエットになる」「健康にいい」
物事の捉え方トレーニング(仕事編)
①上司に仕事の失敗を怒られた
「自分はダメな奴。使えない人間。」⇒「成長すると思われているから怒ってくれる。」
②大量の仕事を頼まれた
「めんどくさい」⇒「この仕事量をこなせる人間と評価されている」「他のめんどくさい仕事はやらなくていい」
③仕事で同僚に負担をかけた
「迷惑をかけた。申し訳ない」⇒「助けてくれる仲間がいる。逆の立場になったら、自分も助けよう」
④顧客からクレームがきた
「めんどくさい客の相手は嫌だ」⇒「どんな相手でも、対応できる話術を身に着ける練習ができる」
⑤仕事で残業することになった
「帰るのが遅くなるから嫌だ」⇒「残業代がもらえる」「帰宅ラッシュに巻き込まれないかも」
1日の最後にポジティブ日記を書く
日常の何気ない事を、180度回転させて考えることは積み重ねが大切です。
また、日中に考えるだけでなく、1日の最後(寝る前)に、今日あったポジティブな事を日記として書くことも重要です。
寝る前10~15分前は、記憶に残りやすいと言われています。
ポジティブ日記を書くと、自己肯定感が上がり、人生の幸福度も上がると言われています。
別に、たくさん書く必要はなく、3行ほど書くだけでも効果があると言われています。
寝る前のポジティブ日記で、さらに1日のポジティブ思考が高まっていきます。
記憶の強化も使いながら、日々の考え方を変えていきましょう。
最後に
物事の考え方を180度変えるだけで、人生は大きく変わってきます。
不幸だなと考えるだけで、どんどん不幸になっていきます。
逆に、幸福と考えるとどんどん幸福になっていきます。
同じ人生なら、幸せのほうがいいに決まっています。
できるだけ、物事をポジティブに考えていきましょう!
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