仕事の優先順位がおかしな上司への対応の仕方

あなたの職場の上司で、やたらと仕事の遅い上司はいませんか?

部下よりも仕事の遅い上司がいると、イライラしてストレスが溜まりますよね。

何で、こんな仕事が遅い人間が中間管理職をやっているんだとツッコミたくなる気持ちも分かります。

今回は、「優先順位のおかしな上司への対応の仕方」について書いていきます。

仕事が遅いのは、優先順位がおかしいから

上司に関わらずですが、仕事が遅い人の特徴として、「優先順位のつけ方がおかしい」人がいます。

「何で、ソレを先にやったんだよ!」とツッコミたくなりますよね。

気持ちは分かりますが、社会人なので、直接口に出す事はまずいです。

他人に間違いを指摘されるほど、ムカつくものはありません。これが、部下であれば尚更です。

仕事が遅い人には、どのように接したらいいのでしょうか?

仕事の優先順位のつけ方

仕事の早くできるあたなは、無意識に行っているかもしれません。一応、言語化して確認していきます。

仕事の優先順位のつけ方としては、大きく分けて4つに分けられます。

①重要度が高い

②緊急度が高い

③重要度が低い

④緊急度が低い

仕事では、①~④の順番で行っていく必要があります。

おそらく、仕事の早い人は、この順番で行っているはずです。

逆に、仕事が遅い人は、この順番がバラバラです。とにかく、目についた仕事を行うとするので、効率が落ちて、仕事が遅くなってしまいます。

自己犠牲的なギバータイプ

ギバー(与える人)も、仕事が遅くなる傾向にあります。

自分よりも他人を優先してしまうために、自分の仕事が遅れてしまうタイプです。

ギバーにも2種類あり、「WinWinの関係を目指すギバー」と、「自己犠牲的なギバー」です。

特に仕事が遅くなるのは、自己犠牲的なタイプのギバーです。

最終的に歯、燃え尽き症候群となり、ダメになるタイプです。

ギバーについて詳しく知りたいと言う方は、下記の本がお勧めです。

仕事が遅い人の対応法

優先順位がおかしい人や、自己犠牲タイプのギバーは、自分の仕事が遅いこと自体は理解しているはずです。

そこで、必ず近くで素早く仕事をしてる人の事が気になるはずです。

アドバイスを求められることもあるかもしれないので、その時は、自分の方法を伝えればOKです。

問題は、プライドが高い人です。聞きたいけど、聞いたら負けな気がするという謎理論を持っています。

そんなタイプに限って、仕事が早い事に対し、「少し嫌味」を言ってくる傾向にあります。

悪気はないのです。あなたが羨ましいのです。ただ、それを認めたくないというツンデレです。めんどくさいですよね。

そんなタイプの人には、「アドバイス」ではなく、「間接的に伝える」ほうが賢明です。

例えば、あなたに後輩がいれば、上司のそばで、効率よく働く方法を伝授します。

上司は、素早く仕事をするコツを知りたいので、聞き耳を立てているはずです。後輩の指導もできるので、一石二鳥です。

あとは、TODOリストを自分の席に貼っておくという方法もあります。

私の場合は、おそらく世間一般的なTODOリストとは、少し異なります。独自のTODOリストを使っています。

よければ、こちらの記事で紹介しているので、ご覧下さい。「定時で帰るための高速仕事術

上司が自分のTODOリストを見て、真似してみようかなと考えてくれたらよいですね。

ツンデレ風(めんどくさい)に、アドバイスを求めてきた場合は、自分はこんなやり方を人に教えてもらったんですよという言い方にします。

他人の真似をしてるだけだと言えば、それだけで上司が真似をするハードルが下がります。

もしかして、発達障害?

向上心があり、自分を改善しようと努力する上司であればいいですが、そうでない上司もいます。

自己中心的かつ、仕事もあっちをやったり、こっちをやったりと、無茶苦茶な人のことです。

このような場合は、ひょっとしたら、隠れ発達障害かもしれません。

知能的には優秀で、学生時代に発達障害と気がつかれずに社会人になってしまったパターンです。

このようなタイプは、自分が悪いと全く思っていないので、改善する可能性はゼロです。

上司部下の立場が逆であれば、受診を促すことも可能ですが、部下側から指摘するのは困難です。

上司の上司に相談するという手もありますが、状況が悪化する可能性もあるので、慎重に行う必要があります。

発達障害の方に悪気はないので、責めることはできません。

そこは、自分が受け入れるか、転職などをして離れるしかありません。

最後に

後輩や部下であれば、仕事の段取りを教えるのは簡単です。

しかし、上司となると、話は変わってきます。

直接、教えるというのは、余程相手ができた人間でなければ、角が立ちます。

なるべく、相手を尊重した伝え方が大切になってきます。

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