何もしていない30代がヤバイ理由と対策

あなたは将来に不安を感じていますか?

その不安の理由を考えたことがありますか?

漠然と不安を感じているけど、何もしていないという方も多いのではないでしょうか?

特に、何もしていない30代の方はマズイです。

今回は、「何もしていない30代がヤバイ理由と対策」について書いていきます。

将来の不安要素

まずは、将来の不安要素について述べていきます。

一番初めに思いつくのは「少子高齢化」でしょうか?

少子高齢化は、日本全体の問題でもあります。

働く世代と働かない世代のバランスが崩れれば、社会保障(医療や年金など)に大きな影響を及ぼします。

収入源が減れば、社会保障は縮小していきますし、その割に払う料金は高くなっていきます。

30代に限らず、全ての世代の問題ともなります。

老後に向けた貯蓄作りは欠かせないものと言えます。お金の問題に関しては、「お金の関係」参照。

次に「労働の機械化」が不安要素の1つです。

現在、AI(人工知能)技術が目覚ましい進歩を遂げています。

2030年代には、現在の仕事の半分近くが、AIに代替え可能と言われています。

経営者側からしたら、文句も言わず24時間働き続ける機械のほうがいいに決まっています。

AIの普及は、便利ですが、若い世代ほど、働き口を失うという可能性が出てくるのです。

最後に、「相続問題」が考えられます。

これも少子高齢化と密接な関係があります。

あなたは、現在の、親や親戚の資産を把握していますか?問題なのは、お金ではなく、土地などです。

土地は、持っているだけで固定資産税がかかります。

日本は、間違いなく人口が減っていきます。当然、土地の価格も下がっていきます。買いたい人がいないからです。

目先のお金に捉われず、将来的な維持コストも視野に入れる必要があります。

場合によっては、相続しないほうが賢明な場合もあります。

いらない土地に関しては、「訳あり物件を放置しないほうがいい理由と処分する方法」参照。

一番厄介なのはAI

AIにより、現在の仕事の半分近くがなくなります。あなたの仕事は大丈夫でしょうか?

30代の方は、10年後には40代になっています。40代で現在の仕事が機械に置き換わってしまったとしたら、どうしますか?

他に収入を得るアテがある方は良いです。

何の準備もなく、「単純に仕事を探す」という方はヤバイです。

まず、半分近くの仕事がなくなるという事は、「半分近い人口が転職を始める」ことを意味しています。

余程、何か特殊な技術や経験を持っていないと、転職活動で失敗する可能性が高くなります。

また、40代というのは、雇う側からすると、微妙な年齢です。会社の中でも、中心となって利益を生み出していく存在でなくてはいけません。

もし、雇うのであれば、優秀な人間から選ばれていきます。さて、あなたはどうでしょうか?

数少ない転職先から、選ばれるだけの「何か」を持っていますか?

もし、何も持っていないのであれば、今から準備する必要があります。

40代で働く所がなくなってしまったら、最悪、ホームレスや生活保護を受ける状態になってしまいます。

何を準備したらいいか?

2030年代まで、あと10年近くあります。それまでに、準備をしていきましょう。

前述したとおり、「他の収入源の確保」と「選ばれる人間」になる必要があります。

お勧めは「副業」をすることと「資格をとる」ことです。

そうは言われても、何の副業をしていいか分からないし、どんな資格をとっていいか分からないという方も多いと思います。

そんな方は、まずは自分の人生の目的について考えてみたほうがいいかもしれません。

人生で後悔しないための大切な「人生の目的」思考」参照。

自分の人生の目的に沿った「副業」と「資格」を選ぶと、継続しやすいと思います。

1つの副業で多くの経験値を得る

副業では、せっかくなので、様々な職業を経験してみるのも良いかもしれません。

しかし、一番やってはいけないのは、お金が儲かりそうという理由で副業を選ぶことです。

大切なのは、2030年に向けて準備することです。

副業の経験は、自分にとって財産となります。

数少ない転職先を争うときに、他の人より有利になりそうな副業を選びましょう。

私個人としては、ブログの運営をお勧めしています。それは、メリットが多いからです。

ブログを副業としておすすめできる8つの理由」参照。

10年という短い期間の間に、1つの副業で多くの経験値を得ることが大切です。

自分にとって、どれだけのメリットがあるのか、よく考えて副業を選んでみて下さい。

資格は邪魔にならない

資格は、取得すればした分だけ良いと思います。

履歴書に多くの資格が書ければ、それだけで武器になります。

「〇〇会社で課長をしていました」というように、「役職」を武器にする人がいます。

これは、一番やってはいけない事です。そもそも、その会社の役職が、どれほどのものなのかが相手には分からないからです。

大切なのは、転職先で「何ができるか」です。

資格は、「何ができるのか」を判断する上で、とても分かりやすいです。

10年もあれば、様々な国家資格、民間資格を取得できるはずです。

1年で1個ずつ取得したとしても、10個の資格を履歴書に書くことができます。

資格欄が白紙の人より、書ききれないくらい埋めてあるほうが、雇う側からしたら好印象のはずです。

他の人と差をつける上でも、資格の取得はしておきましょう。

30代は将来に備えて準備をしないとヤバイ

10代や20代の人たちは、若いのでいくらでも転職することは可能です。

40代、50代は逃げ切り世代です。仮に失業したとしても、年金支給まで凌げば何とかなります。

しかし、30代は逃げ切ることは不可能です。また、転職するにしても、若い世代と戦わなければいけません。

30代は、今のうちに武器をたくさん作る必要があります。

何もしていない30代は、路頭に迷う可能性があります。今のうちに、しっかり準備していきましょう。

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