20代は2050年にむけて「今」を無駄にしてはいけない理由

20代をあなたは、どう生きていますか?

学生から社会人になり、生活が一変したのではないでしょうか?

「遊びたい」けど、「お金がない」「時間がない」という方も多いと思います。

私自身、20代の頃はそのような状態だったので、気持ちは十分分かります。

しかし、20代で将来への投資をどれだけするかで、未来は大きく変わってくるのです。

今の20代は2050年に向けて、いろいろ準備をする必要があります。

今回は、「20代は2050年にむけて「今」を無駄にしてはいけない理由」について書いていきます。

ターニングポイント①2030年台に備えよ

私は、現在の若い人たちは、年中者よりもしっかりしているイメージを持っています。

だから、2030年台に向けて準備をしている、20代の方は多いのではないかと思います。

一応、「2030年台に何が起こるの?」という人のために説明していきます。

2030年台は、「AI(人工知能)の発展」と「外国人労働者の増加」が問題となります。

AIにより、現在の仕事の半分近くはなくなると言われています。

また、残った半分近い職業を、低賃金でも働く外国人労働者と奪い合うことになります。

つまり、失業者であふれる可能性が出てくるのです。

詳しくは、「社員を使い捨てる時代は終わるが貧困の格差は広がる理由」参照。

20代は2030年台には30代になっています。

結婚や子育て、マイホームを建てるなど、多くのお金を必要とする世代です。

そんな時に、失業なんかしていられません。

今から、AIや外国人労働者に負けない「知識や技術」を身に着けていく必要があります。

今の30代や40代と比べて、若さもありますし、知識の吸収もしやすい世代です。

そういう意味では、有利な世代でもあります。今から、2030年台に向けて準備しておけば、十分間に合うと思います。

ターニングポイント②2050年台に備えよ

20代は、2030年台だけでなく、2050年台にも備える必要があります。

2050年台は、20代の人は、50代になっていますね。

定年(年金支給額)が、どこまで延長されるか不明ですが、あと10~20年働かなければいけないことは間違いありません。

しかし、ここで問題になってくるのが、「2050年台問題」です。

2050年台には何が起きるのでしょうか?

一番、気をつけなくてはいけないのが、「シンギュラリティ」です。

将来に向けて勉強している方は、聞いたことがあるかもしれませんが、何それ?という方も多いのではないでしょうか?

「シンギュラリティ」とは、「真の意味でのAI」「技術的特異点」という意味です。

どういうことかというと、現在のAIが、人間の能力を超えることはありません。人間の決められたルールを元に、作業をこなしてくれます。

しかし、2050年台には「シンギュラリティ」が起こると言われています。

つまり、AIが、人間を超える存在になる可能性があるのです。

自分で考え、自分で行動する。完全に自立した存在。イメージとしては、ターミネーターやスターウォーズの世界ですね。

人間以上の能力を持てば、人間は不要になります。24時間疲れ知らずで無休で働くロボット達が仕事を行います。

経営者側からしたら、こんなにありがたい存在はありません。人間の労働者なんて必要ありません。

つまり、50代で、あと少しでリタイアという段階で、失業するリスクが出てくるのです。

そのような状況で再就職というのは、非常に困難です。

国が、「ベーシックインカム」(国民に毎月お金を配る制度のこと)を導入していればいいですが、期待はしないほうがいいでしょう。

以上のことから、2050年台に向けた準備も必要と言えます。

最終的には人を楽しませる仕事が残る?

2050年台にAIが人間を超える可能性があります。

そこで、AIにできない事をやっていくしかありません。AIにできない事は何でしょうか?

おそらく、「人を楽しませる事」だと思います。

人間の感情というものは複雑なものです。

いくら、機械が人間の仕事をできるようになったとしても、人間の感情まで読み取って、適切な行動をするのは困難ではないかと思います。

例えば、ディズニーランドのキャスト(働いている人)などが、分かりやすいのではないでしょうか?

ジャングルクルーズというアトラクションは、キャスト次第で、印象がだいぶ変わってきます。

面白い人の船に乗ると、印象に残りますし、もう一回乗りたいなと思ってしまいます。

これは、機械には不可能なことです。機械なら、決まったパターンの行動しかしてくれないでしょう。

何回も乗っていると飽きてしまいます。しかし、キャスト次第では、何回でも乗りたいと思います。

これが、人間と機械の違いです。

「もう一回サービスを利用したい!」と思えるような仕事を人間は選ぶしかないと思われます。

今から「知識と経験」を積み上げれば将来は安心

ここまで述べてきたことは、将来「起こるかもしれない」という仮説レベルの話です。

2050年には、どのような未来になっているか分かりません。

しかし、どのような未来になっていたとしても、対応できるだけの「知識と経験」を積んでおく必要があります。

20代は、様々な知識を吸収しやすい年齢です。

「遊ぶ」ということも、よい経験になるかもしれませんが、「勉強」することも忘れてはいけません。

勉強と言われても、漠然とやっていても続かないと思います。

そんな方は、自分の人生の目的を明確にすると勉強しやすいのではないかと思います。

人生の目的の見つけ方については、「人生で後悔しないための大切な「人生の目的」思考」を、ご覧下さい。

将来、路頭に迷うことがないように、今のうちから「知識と経験」を積んでいきましょう!そして、周りの人間と差をつけていきましょう!

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