余程の理由がなければ夜勤を避けるべき理由

あなたは夜勤のある仕事ですか?

もし、夜勤をするのであれば、余程の理由がない限りは避けるべきです。

今回は、「余程の理由がない限り夜勤を避けた方が良い理由」について書いていきます。

余程の理由とは?

あなたにとって夜勤をしなければいけないほど、余程の理由とは何でしょうか?

夜勤を選ぶ理由として、第一に「給料が高い」ことが挙げられると思います。

お金に困っているのであれば、仕方がありません。

ただし、「いつまでにいくら必要」という明確な目標がないのであれば、夜勤を選ぶのは危険です。

借金を返さなければいけないなど理由がある場合でも、しっかりと逆算しましょう。

ゴールが明確でないと、精神的な負担が大きくなります。あと何日働けばいいと考えるだけでも、身体にかかる負荷が変わってきます。

その他には、特殊な病気で日中に活動ができない方もいると思います。この場合も仕方がないと言えます。

夜勤を避けたほうが良い理由

まず夜勤を辞めた方がいい理由ですが、結論を言うと、「健康に害を及ぼす可能性が高い」からです。

人間に限らずですが、地球上に住む多くの生き物は、太陽の動きに合わせて活動します。

これは太古の昔からの生き方であり、遺伝子がそのようにインプットされています。

つまり、「夜に動く」という行為は、遺伝子の働きに反しており、かなり無理を強いることになるのです。

夜勤を長期間した結果、病気になってしまっては本末転倒ではないでしょうか?

いくらお金があっても、病気の治療費に消えてしまっては、何のために働いているのか分からなくってしまうと思いませんか?

夜勤による身体への影響

健康に悪いというけど、実際、夜勤による身体の影響はどのようなものがあるのか?という疑問もあると思います。

そこで、どのような影響があるのか書いていきます。詳しい内容を知りたい方は、記事の方をご覧ください。

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認知症のリスクも増えます。これに関しては、まだ研究段階ですが、アミロイドβなどが関わっていると言われています。

認知症に関しては、「昼寝のしすぎは逆にマズイ 最適な昼寝の取り方」を参考にして下さい。

また、身体的な病気だけでなく、精神的な異常をきたす場合があります。

夜勤は睡眠障害を引き起こす原因にもなり、それが、うつ病、統合失調症、双極性障害など、様々な精神疾患を引き起こす原因にもなっていきます。

上記だけみても、恐ろしいと思いませんか?

夜勤は期間限定で考えるべき

前述のとおり、夜勤は様々な病気の原因となります。

しかし、仕事柄、どうしても夜勤をしなければいけないという方もいると思います。

医師、看護師、ヘルパー、消防、救急、インフラ系など、私達の生活に欠かせない職業です。

その仕事が好きでやっているという方は、なかなか転職しずらいと思います。

その場合は、負担の少ない職場で働くか、年齢を区切って働くべきです。

夜勤の回数が少ない職場であれば、身体への負担も軽減できます。

そのような職場であれば良いですが、なかなか少ないのではないかと思います。

次に、「年齢を区切って働く」ですが、若いうちは無理がきくものです。

20歳から25歳までは夜勤のある仕事で働く。それ以降は、夜勤のない職場で働くというような考え方です。

自分の年齢を考慮し、夜勤は期間限定で行うという働き方のほうが、負担は少ないと思います。

男性であれば、30代、女性であれば、40代から自律神経が乱れると言われています。

そのあたりの年齢を目安にしても良いのではないかと思います。

夜勤でなくてもよい職業なら転職するべき

上記のように、国民の生活に欠かせない仕事であれば、夜勤は仕方がない面があります。

しかし、別に24時間稼働させる必要があるの?という職場もあると思います。

従業員の健康よりも、利益を優先しているような会社です。

会社は、あなたが病気になっても、責任をとってくれません。

前述のとおり、いつまでにこれだけのお金が必要という目標が決まっている場合は良いです。

しかし、「目標なき夜勤」は病気になるリスクが高くなり、将来後悔することになると思います。

夜勤でなくても良い職業なら、早めに転職することをお勧めします。

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