あなたは、社会人になってから、どれくらい勉強していますか?
日本人の社会人の1日の平均勉強時間は6分と言われています。
これは平均なので、勉強している人としていない人の差が激しいのではないかと思います。
今回は、「社会人ほど勉強をしなければいけない理由」について説明していきます。
ストレス要因の1つ
ストレス社会と言われています。私は、ストレス要因の1つが「勉強不足」だと考えています。
「え?突然何を言い出すの?」という声が聞こえてきそうです。
勉強と言っても、学生のように「国語」や「数学」などの科目をする必要はありません。
私は、「社会人としての勉強」のことを言っています。
そもそも、「ストレス」という言葉には、様々な意味が含まれています。
人間関係、仕事の量、仕事の質、家庭内でのトラブルなど、1日の中でも、様々な事が起こるのではないでしょうか?
そのストレスに対処するために「勉強」をしていますか?「経験」で対応していないでしょうか?
経験でストレス処理をしていると、それ以上の対処法は思い浮かんできません。
しかし、「社会人としての勉強」をしていれば、もっと上手な対処法があるかもしれないのです。
つまり、ストレスが蓄積をしているのであれば、それは、あなた自身の勉強不足が招いている結果だとも言えるのではないでしょうか?
勉強する事で選択肢が広がる
「社会人としての勉強」をすることで、ストレス処理の選択肢を増やすことができます。
「選択肢を増やす」ということは、単純に、今の仕事でのトラブル処理能力を上げるだけではありません。
今の仕事が嫌になったら、「他の業種に移る」こともできるわけです。
人生100年時代と言われています。少子高齢化に伴い、年金の給付年齢も徐々に上がってきています。
今の、10代、20代、30代は、下手したら、80歳近くにならないと年金が貰えないかもしれません。
今の仕事は80歳まで続けられそうですか?そう聞かれると、不安に感じる人も多いのではないでしょうか?
年齢だけの問題ではなく、AI(人工知能)が仕事を奪う問題もあります。
今の仕事は継続できない可能性も頭の隅に入れておいたほうが良いのではないでしょうか?
将来、路頭に迷わないためには、選択肢を多く持っておく必要があります。
選択肢を持つには、「勉強」が必要です。
今まで培ってきた「経験」があるじゃないか?と言う意見もあるかもしれません。
しかし、その「経験」は、他の人も持っているかもしれません。
雇う側からしたら、「経験」だけの人間よりも、「経験」×「知識」を持った人間のほうがいいはずです。
「選ばれる人間」になるためにも、今から勉強をして選択肢の幅を広げておきましょう。
人生の目的のための勉強
勉強することが大切なのは分かった。けど、何を勉強したらいいの?という声もあると思います。
そんな方は、まず自分自身の人生の目的を明確にされたほうがいいと思います。
人生の目的の見つけ方については、「人生で後悔しないための大切な「人生の目的」思考」をご覧ください。
人生の目的が明確になれば、勉強にも身が入るのではないかと思います。
勉強していく上で、資格を取りたいという方もいると思います。
世の中、民間の資格を含めると、たくさんあります。
資格の選び方で迷った方は、「自分に本当に必要な正しい資格の選び方」をご覧ください。
子育て中の親も勉強
子供に勉強をさせたいという親も多いのではないでしょうか?
しかし、「勉強しなさい」と怒っても、子供は勉強しないのではないでしょうか?
子供に勉強させる前に、親であるあなたは勉強していますか?
子供は親の背中をみて育ちます。
ビールを飲んで、テレビを見ながら、ゴロゴロしている親が「勉強しろ」と言っても、説得力はゼロです。
子供は内心で「お前だけには言われたくないよ」と思っているはずです。
子供に勉強をさせたかったら、まずは親である自分が勉強をするべきです。
「いやいや、昼間に働いたから」という声もありそうですが、それを言うなら、子供も「昼間に勉強したから」ということになります。
お互い立場は一緒のはずです。金銭が発生するかしないかの違いです。
自宅に帰ってからも、親であるあなたが勉強する姿を見たら、子供も自然とそうなっていくはずです。
これが、社会人になってからも勉強をしたほうがいい理由の1つでもあります。
最後に
社会人ほど勉強をしたほうがいい理由は、何となくでも理解していただけたでしょうか?
学生と違って、社会人は勉強する時間を確保するのが大変です。
しかし、だからこそ、勉強するかしないかで、周りとの差がどんどん広がっていきます。
1日30分の勉強でも、10年20年たてば、すごい勉強時間になるはずです。
将来、後悔しないためにも、今からできることを始めてみませんか?
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