以前、30代は逃げ切る事が困難なので、今のうちに対策をしておきましょうと書きました。
「」参照。
では、40代はどうなのでしょうか?40代と言っても、前半か後半かで大きく変わってきます。
40代後半であれば、ギリギリ逃げ切る事ができると思われますが、前半は厳しい印象を受けます。
今回は、「40代は逃げ切る事ができる世代なのか?」について書いていきます。
何から逃げ切る?
過去に「時代の転換期」というものがありました。
いわゆる産業革命というものです。
時代によって、多くの失業者を出すほどの大きな革命がおこる事があります。
現代社会に関していえば、AI(人工知能)による革命が起こりえます。
2030年代には、現在の仕事の半分近くがAIに置き換わると言われています。
機械に人間の仕事が務まるはずがないという意見もあるかもしれません。
しかし、過去の歴史をみると、不可能と思われていたことが、可能になってきたのです。
あと、10年ほどで歴史の転換期を迎える可能性は十分に考えられますし、対策をしておく必要があります。
10年というと、40代の方は50歳台になっています。定年まであと、少しという世代です。
時代の転換期から逃げ切れるか微妙な年代でもあります。
少子高齢化の影響
逃げ切れるかどうかは、少子高齢化の影響も大きく受けます。
お金を出す世代が減少すれば、貰う世代の分配が少なくなるのは当然の事と言えます。
「年金支給額の延長」「年金支給額の減少」「医療費負担の増加」「あらゆる増税」など、不安要素は数多くあります。
そこで、大切になるのが「貯金」です。
以前、「老後2000万円問題」という話題がニュースになりました。
定年後は、貯金が2000万円必要だという話です。
賛否両論を受けて、いつの間にか、うやむやになってしまいましたが、はっきり言って、うやむやにしてはいけない問題です。
2000万円問題が出る前に、私自身、老後に必要なお金を計算したところ、およそ2000万円でした。
つまり、「2000万円」という数字は、あながち間違いではないということです。
「2000万円」という、現実から目を背けても、将来後悔するだけです。
あなたは、貯金2000万円ありますか?
そんなにないという方もいると思います。まずは、逆算してみましょう。
40代の方であれば、あと、10~20年あります。仮に貯蓄ゼロとしてみます(そんな人は少数派でしょうが)
1年で100万~200万円の貯金が必要です。つまり、1か月で8万円~16万円ほどを貯金する計算です。
かなり厳しい数字ですね。
貯金がそれなりにある人は、足りない分を貯金していけばいいです。
しかし、足りない人は、「逃げ切るため」の他の方法を考える必要があります。
40代は副業一択
私の過去の記事を読んだことがある人は分かると思いますが、将来に向けて「副業」と「資格の取得」を勧めています。
しかし、40代という微妙な年代の方は、「副業」の一択です。
なぜならば、10年後、50代という微妙な年齢になった時は、資格を持っていても有利になるとは考えにくいからです。
経営者の視点からすれば、同じ資格を持っているなら、若い子のほうがいいに決まっています。
そうなると、資格の取得に力を入れるよりは、副業に力を入れて収入を増やし、貯金をしていったほうがいいと言えます。
副業の選び方
副業を選ぶに際し、何をしたらいいのかと迷う方も多いと思います。
できれば、自分の人生の目的に沿ったものを選ぶと、ストレス少なく副業に取り組むことができると思います。
自分の人生の目的が分からないという方は、「人生で後悔しないための大切な「人生の目的」思考」参考にしてみて下さい。
しかし、10年という短いスパンで考えるのであれば、とにかく「高給の副業」という考え方もありだと思います。2000万円貯めればいいのです。
40年間生きてきた経験を生かすのであれば、ブログの運営もお勧めです。
ブログには、様々なメリットがあります。「ブログを副業としておすすめできる8つの理由」参照。
まとめ
40代は、少子高齢化やAI導入の荒波から逃げ切れるか微妙な年代と言えます。
老後2000万円を用意できる方は良いですが、そうでない方は、今から準備する必要があります。
貯金額を増やすことはもちろん、所得を増やすために副業をすることをお勧めします。
コメント