2018年労働衛生調査によると、ストレスの原因の第3位に「対人関係」が入っています。
対人関係のストレスといっても、様々な場合がありますが、その中でも、恋愛関係はかなりややこしい話になります。
職場内での恋愛はやめておいたほうがいい理由については、「男は職場で恋愛はしないほうがいい理由」で説明しました。
ただでさえ、職場での恋愛は避けたほうがいいのですが、その中でも、不倫はもっての他です。
今回は、「不倫はみんなが不幸になるので絶対にやめたほうがいい理由」について書いていきます。
不倫の末路
不倫と一言で言っても、様々なパターンがあると思います。
お互いにパートナーがいるダブル不倫であったり、相手or自分が独身である場合であったりです。
どんな状況にせよ、「何かが起こった時」は、様々な人が被害を受けます。
女性側が妊娠した時は、一番最悪なケースでしょう。
中絶するにしても、そのまま生むにしても、一番の被害者は、新しい命です。
生まれた場合、結婚していなければ、生まれた瞬間から「お父さん」がいない子となってしまいます。
養育費を払えばいいとかそういう問題ではありません。
最近は、片親世帯が増えています。離婚する理由は、それぞれなので、これは仕方がありません。
しかし、不倫からの片親というには、根本的に意味が異なってきます。
将来、子供は、「自分の父親がどんな人だったのか?」というのが、とても気になるはずです。
そんな時、自分が不倫で生まれた子供だと知ったとしたら、どう思うでしょうか?おそらく、相当ショックを受けるはずです。
つまり、新しい命が一番の被害者なのです。
一方、新しい命以外にも、多くの方に迷惑がかかります。既存のパートナーはもちろん、その親族にも迷惑がかかります。
また、親族間だけでなく、会社のほうにも迷惑がかかります。
これは、不倫によって、裁判沙汰になった場合、仕事を休まなければいけない日が出てきます。
不倫による裁判を隠し通せればいいですが、いつまでも隠し通すのは難しいでしょう。
仕事を頻繁に休む理由を同僚が知ったら、周りからどういう目を向けられるでしょうか?
おそらく、家庭だけでなく、仕事場でも居づらくなるのではないでしょうか?
つまり、不倫は、当事者だけでなく、様々な人に影響を及ぼすのです。
不倫の金銭的代償
金銭的なものとしては、不倫による裁判では、数十万から300万円くらいが損害賠償の額となっています。
最高額で300万円ですから、頑張って働けば返せる額ではあります。
しかし、婚姻関係を継続する場合は、家庭内での居場所が狭くなる可能性があります。子供がいれば、どのような目でみられるでしょうか?
一方、離婚に至った場合は、子供がいれば、養育費を払う必要があります。払いたくないとかそういう問題ではありません。
仮に、パートナーが嫌いだとしても、子供には関係のない話です。子供は、あなたの遺伝子を引き継いでいますし、お金がなければ、将来困ったことになるかもしれません。
夫婦の問題を、子供に押し付けることだけはあってはいけません。
元妻のためではなく、子供のために養育費は払うべきです。
子供が一番の被害者
不倫相手が妊娠していない場合の話です。
子供がいる場合は、不倫による一番の被害者は、子供です。
不倫発覚時に、間違いなく夫婦関係は、最悪の状態となるでしょう。
子供の年齢に関係なく、両親の仲が悪いというのは気持ちのいいものではありません。
子供は、学校が終われば、自宅以外に居場所がありません。家庭内の雰囲気が悪かったとしても、ホテルに外泊するなどできないのです。
子供からすれば、どんな理由があろうと、両親には仲良くいてもらいたいものなのです。
子供の事を考えたら、不倫をしようなどとは思わないことです。
家庭内が上手くいかないのは相手のせいだけはない
不倫をする理由は、人それぞれでしょうが、不倫の原因を相手に責任を押し付ける人がいます。
もちろん、比率的に、相手側に問題があるケースもあると思います。
しかし、大半は、お互いに問題があるのです。
元々は、赤の他人同士です。
自分の気持ちを相手に伝えていますか?日頃から、感謝の気持ちを伝えていますか?
コミュニケーションが不足すると、誤解が増えていきます。その蓄積が不仲へと発展していきます。
自分の想いだけでなく、相手を尊重する気持ちを持つ必要があります。
最後に
不倫は、当事者だけでなく、いろんな人に迷惑がかかります。会社にも迷惑がかかります。
そして、一番の被害者は子供たちです。
不倫はデメリットだらけです。
もし、今のパートナーの事が嫌いで、他に好きな人ができたのであれば、しっかり「離婚」をしてから、事を進めるべきです。
もし、好奇心で不倫をしようと思っているのであれば、やめたほうが賢明です。バレた時の代償が大きすぎます。
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