仕事を1人で全て背負う必要はない理由

あなたは、仕事でストレスを抱えていませんか?

あなたの行っている仕事、他の人には任せられないと抱え込んでいませんか?

自分1人で仕事を抱えていると、ストレス過多となり、いつか限界がきて、病気になってしまうかもしれません。

今回は、仕事1人で全て背負う必要はない理由」について書いていきます。

1人で全てを行うのは不可能

あなたは、職場の仕事を1人で抱え込んでいませんか?

後輩に仕事を教えても、覚えられない、ミスをする。後始末が大変だから、自分でやったほうがいい。自分でやった方が早い。

そのような状態になっていないでしょうか?

確かに、問題が生じた時に、自分でやったほうが良かったということもあると思います。

これが、お客さん相手で、金銭絡みならなおさらです。

しかし、今のあなたの仕事自体、誰かから教えてもらった仕事なのではないですか?

誰かから教えてもらったものなのであれば、それは、誰かに伝えていく必要があります。

また、あなたが、定年を迎えたらどうするつもりですか?そのまま働き続けるわけにもいきませんよね?

自分の仕事は抱え込まず、他の人にしっかりと教えていく義務があります。

1人で抱え込む事で、逆に仕事が出来ない人と評価される

仕事を1人で抱え込んで取り組んでいると、いかにも仕事ができそうな人にみえます。

しかし、周囲からの評価を考えた事がありますか?

実は、周りからは、仕事が出来ない人とみられている可能性があります。

1人で抱え込むということは、今持っている仕事以外に、新しい事に取り組むことができないということを意味しています。

つまり、何年も同じ仕事を続けているということになり、「成長がない」のです。

同じ仕事の繰り返しは「楽」です。人間は、「慣れ」を好みます。逆に、「変化」を嫌います。

周りから評価される人は、常に新しい事を取り入れて成長しています。

自分自身が成長していくためにも、仕事を1人で抱え込んではいけません。周りの助けを借りながら、「周囲と一緒にレベルアップ」していく必要があるのです。

相手が覚えられない、ミスするのは相手だけのせいではない

前述のとおり、後輩が覚えられない、ミスをするから仕事を任せられないというケースがあると思います。

もちろん、後輩が発達障害などで、仕事を覚えられない場合もあるかもしれません。

しかし、全員が全員、発達障害というわけではないはずです。

教えを受ける側の問題もあるかもしれませんが、教える側にも問題があるかもしれません。

相手が覚えられないのであれば、「どうしたら覚えられるか」を一緒に考える必要があるのではないでしょうか?

マニュアルを作成するのもいいかもしれませんし、張り紙をしてもいいかもしれません。

とにかく、後輩が覚えられそうな手段を尽くしてみましょう!

相手に上手に物を教える事は、自分を成長させる事にも繋がります。

学校での勉強を思い出して下さい。友達に勉強を教えた事はありませんか?

自分がしっかり理解できていないと、上手に教えられないものです。覚えるコツを伝えたはずです。

学生時代も社会人も要領は一緒です。相手が覚えられるように考えていきましょう。

1回で覚えられる人はいない

私も経験があるのですが、「1回教えたよね?」というセリフを言う人がいます。

確かに、1回教えられた内容でした。しかし、1回で覚えられるほど、頭の良い人間など、そうそういないものです。

学校の授業を1回聞いただけで、覚えてしまう人間なんて、ほとんどいないのではないでしょうか?

これは、社会人になってからも一緒です。

「1回教えたよね?」という人間に聞きたいです。「あなたは、1回で覚えたんですか?」と。

人間の記憶は、何回も同じ事を繰り返すことで強化されていきます。

1回、2回ミスしたくらいで怒ってはいけません。ミスして当たり前くらいで教えるのが良いと思います。

さすがに、工夫しているのにも関わらず、10回も20回も同じミスをしているような人は、何かの障害があるかもしれません。

専門家ではない限り断定はできませんが、しかるべき機関で診てもらう事を促したほうがいいかもしれませんね。

後輩が成長することで自分も成長する

後輩が成長したら、自分も気がつかないうちに成長しているはずです。

1人で仕事を抱え込んでいる時より、人間として成長しているのです。

自分の仕事が楽になる上に、後輩も成長、自分も成長しているので、メリットだらけです。

さらに、自分の仕事に余裕ができたのなら、新しい事に挑戦していくこともできるはずです。

新しい取り組みができれば、周囲からの評価も確実に上がっていくはずです。

1人で仕事を背負うのはもったいないです。ぜひ、後輩や周りに仕事を振っていきましょう!

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