あなたは、職場で信頼されていますか?
同僚と比べて仕事を頼まれなかったりしていませんか?
同じような仕事をしているにも関わらず、評価されていない、昇進の話が来なかったりしていませんか?
適切な評価がされていないと、イライラしてストレスが溜まるのではないでしょうか?
どうして、そのような事になるのでしょうか?それは、あなたが「信頼」されていないからです。
このような状況を打開するには、なぜ、信頼されていないのかを知る必要があります。
今回は、あなたが、「職場で信頼されていない理由」について書いていきます。
口先だけになっていないか?
何か仕事に取り組む時に、口先だけになっていませんか?
信頼されていない人の多くは、「〇〇すればいいじゃないですか?」など、他人に行動を押し付けているパターンがあります。
つまり、他人に「アレコレすればいい」といいながら、「自分では何もしていない」のです。
周りの人間からは、「そんな事言うなら、お前がやれよ」と思われています。
仮に、あなたの言う主張が正しいものであったとしても、それは、自分で実行するべきです。
有言実行している人は、評価が高くなります。
もし、あなたが自信をもってアイデアを提案しているのであれば、自分がやるべきです。
そもそも、他の人に手柄を持っていかれるのはもったいないのではないでしょうか?
相手の意見を聞いているか?
あなたは、周りの同僚の意見を聞いていますか?
自分の考えが絶対正しいと考えて行動していないでしょうか?
自分の意見をしっかり持つことは大切なことです。しかし、相手の意見を受け入れない姿勢は、周りから反感を買います。
あなたが逆の立場だと想像してみて下さい。自分の意見を全く聞いてくれない人がいたらどう思いますか?嫌ですよね。
相手の意見を尊重しつつ、自分の意見との妥協点を探す。こんな姿勢でなければ、周囲からは、我が強くて接しづらいと思われていても不思議ではありません。
まずは、相手の意見を聞くことを心がけましょう。
この時、注意する点があります。それは、相手の意見を聞いた後に、真向否定するような意見を浴びせないことです。
せっかく意見を聞いても、相手を否定しては、敵を増やすようなものです。
あくまで、「そういう考え方もあるのか」と、意見を受け入れることが大切となります。
自己評価が高くないか?
信頼されていない人に多いパターンとして、自己評価が高いという場合があります。
「自分は、こんなに仕事ができている!」と自信を持っている人です。
実は、自分は仕事ができていると思っているだけで、周りからは、そのように思われていない場合が多いのです。
仕事の成果としては、普通以下なのに、自己評価は普通以上と認識しているのです。
例えば、営業職でイメージしてみましょう。営業は、契約数が多ければ多いほど、良いですよね。
しかし、その後の解約率も大切です。
あの手この手で契約させたはいいが、後々、話が違うとクレームとともに、解約される。
会社としては、手間が多くなる上に、利益が下がります。
見かけ上の営業成績は良いかもしれませんが、解約率も含めると、そんなに成績は良くない場合は、周りからどのようにみられるでしょうか?
このように、自己評価と他人からの評価は、ズレることが、しばしば起こります。
これを防ぐには、周りからの意見を、よく聞く必要があります。
この時、ストレートに聞いても、思うような答えが返ってこない場合があります。
まずは、「自分の長所などを聞きつつ、改善したらもっと良くなるところはないか?」など聞いていくと、相手も話しやすいのではないかと思います。
周りを見ているか?
仕事中、周りの同僚の動きを把握していますか?
周囲から頼られる人は、自分の仕事をこなしつつ、絶えず、周りの動きを気にしています。
同僚が忙しそうであれば、「何か手伝おうか?」と声をかけています。
また、いつもと様子が違うようであれば、「何か悩んでる?」「気分転換しない?」など、声掛けをしています。
相手の異変を察知して、適切な声掛けをしているのです。
周囲との、こまめなコミュニケーションが、信頼関係を築いていきます。
逆に言えば、周りと必要最低限なコミュニケーションしかとっていない人は、「近寄りがたい人」「何を考えているか分からない人」と思われている可能性があります。
心理学に、「単純接触効果」というものがあります。密なコミュニケーションではなく、毎日、少しの声掛けを継続するだけで、好感度が上がっていくというものです。
周りから信頼されるには、好感度を上げる必要があります。
自分の仕事の成果だけに集中するのではなく、信頼度を上げたいのであれば、周りとのコミュニケーションも大切にしましょう。
最後に
職場で信頼されるには、信頼されていない理由を知ることが大切になります。
まずは、一度、自分の仕事ぶりを再確認しましょう。
きっと、自分の悪い部分を見落としているはずです。
自分の悪い点に目を向け、直していくことで、周りからの評価も変わってくるはずです。
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