あなたは、仕事で悩んでいませんか?
「仕事の悩み」といっても、人それぞれです。人間関係、仕事の量、質、責任の発生など、様々な問題でストレスを抱えられていると思います。
そんな「仕事の悩み」を一刻も早く解決したい所ですが、世の中、上手くいかない事が多いですよね。
仕事の悩みを解決する手段の1つとして、ビジネス書籍を読むという方法があります。
しかし、活字慣れしていない方からすると、1冊読むだけでも、労力です。
そこで、おすすめしたいのが、「絵本」です。
今回は、「仕事で悩んだ時に読んでみたい絵本」を紹介していきます。
バカにできない絵本
「仕事の悩み」を、「絵本で解決」と言われて、そんなバカなと思う人もいると思います。
絵本と言えば、子供が読むという印象が強いですよね。
実際、私自身も子供に読み聞かせしなければ、絵本を読んでいなかったと思います。
絵本を読んでいて感じたのが、短いページ数の中で、「かなり良い事が書かれている本が多い」ということです。
子供の視点で読んでいた時よりも、大人になってから感じる事のほうが多いように感じます。
また、絵本は、人によって捉え方・読み方が全く変わってきます。
1冊の本でも、大切に読めば、得られるものが多いのではないかと思います。
そこで、お勧めの絵本を、様々な視点から紹介していきたいと思います。
「仕事で悩んでいる」という方は、ぜひ絵本を手に取ってみて下さい。絵本であれば、1冊5~10分で読む事ができます。
ビジネス書籍なんて読んでいられないという人には、お勧めです。
何か状況を変えられるヒントを得る事ができるかもしれませんよ?
ぐるんぱのようちえん
まず最初に紹介したいのが、「ぐるんぱのようちえん」です。
ニートの象の「ぐるんぱ」が、様々な仕事に挑戦していくも、失敗の連続。ひょんな事から、子供の世話をする事になり、幼稚園を自分で運営し始めるという話です。
この1冊だけでも、読み手によって大きく変わってくると思います。
様々な仕事に挑戦しても、失敗ばかりという所で、ダメな象なんだなと思ってしまいます。しかし、幼稚園という自分に合った場所を見つけます。
『働いている場所を変えるだけで、自分が活躍できるかもしれない』と捉えることができます。
また、『失敗にめけず、いろんな事に挑戦していく事が大切』であることを教えてくれます。
そして、働き場所で、失敗するたびに、失敗した商品をもらってくるのですが、これが、後々役に立ちます。
つまり、『過去の経験(失敗)が、役に立つことがある』という事です。
私1人の読み方としても、上記のように様々な捉え方で読む事ができます。
他の方が読めば、さらに他の捉え方で読む事ができるのではないかと思います。
また、冒頭に、周りの象たちが、汚いぐるんぱを綺麗にして、社会に送り出してくれるシーンがあります。
ダメな象だと見捨てずに、周りが協力してくれるのも、この本の良い所です。
子供に限らず、全世代にお勧めできる、とても良い絵本だと思います。
くれよんのくろくん
次に「くれよんのくろくん」をお勧めします。
使われていないクレヨンたちが、外の世界に飛び出し、自分で画用紙を見つけて絵を描きます。しかし、黒色の出番がなくて、仲間外れの状態に。そこへシャープペンのお兄さんがアドバイスをしてくれます。みんなで、1つの絵を完成させるという話です。
個人的には、冒頭の外へ飛び出していくシーンが印象的です。
『決められた枠組みで収まらず、新しい事を見つけに、外の世界を模索しにいく』という、挑戦する心がすごいと思います。
また、『自分1人では、良いもの(絵)が完成できないと認識しており、すぐに仲間を呼びにいく』という、協力する心も感心できます。
そして、『1度完成してしまったもの(絵)を、違った切り口で全く違うもの(絵)にしてしまう』というのも魅力的です。
私達は、働いていると、どうしても物事の見方が、偏ってきてしまうものではないでしょうか?
同じ仕事をするにしても、いろんな仲間と協力することで、仕事がスムーズに行ったり、より良い仕事ができるかもしれません。
また、使えないと思っていた仲間が、実は活躍できる場があり、全く違った視点から新しいものを生み出すきっかけをつくってくれるかもしれません。
そんな仲間と働く上で、大切な事を教えてくれる絵本だと思います。
絵本で人生を変える事も可能
今回は、2冊だけ紹介させて頂きましたが、素晴らしい絵本は、他にもたくさんあります。
私の視点で捉え方を書いただけなので、読み手によっては、全く違う捉え方になると思います。
もし、人生で悩んでいることがあれば、絵本を手に取ってみるのも1つの手だと思います。
簡単に読める上に、自分の人生を大きく変えるきっかけになってくれる可能性もあるのではないかと思います。
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