あなたは、仕事の人間関係で悩んでいませんか?
上司・部下の関係、同僚同士の関係、先輩・後輩の関係など、それぞれで、悩みがあると思います。
人間関係に関する悩みは、ビジネス書籍を読めば、解決する可能性もあります。
しかし、活字を読むのが苦手という人も多いのではないでしょうか?
そんな方に、お勧めなのは、『絵本』です。
今回は、「仕事の人間関係で悩んだ時に読む絵本」について紹介します。
バカにできない絵本
絵本なんか読んで、人間関係の悩み何て解決するの?と疑問に思う人も多いと思います。
私自身、子供に読み聞かせをするまで、絵本がここまで良いものであることに気がついていませんでした。
絵本は、少ないページ数に、すごい良いことが書かれているのです。
ビジネス書籍1冊読むのに、結構な時間がかかります。しかし、絵本であれば、5~10分程度で読むことができます。
絵本だと言って、バカにせず、大人になった今だからこそ、じっくり読み込んでみるのも良いのではないでしょうか?
ケーキちゃん
まず初めに、お勧めするのが、「ケーキちゃん」です。
ケーキちゃんが、友達に自分の飾りをプレゼント。飾りのない状態でいたら、バカにされます。落ち込んでいるケーキちゃんを、友達が慰めてくれます。また、バカにしたデザート達も謝って、一緒に飾り付けをしてくれて、みんな仲良くなるという話です。
「自分のものを、見返りもなく分け与える」ことで、かけがえのない仲間を手に入れています。
何かトラブルがあった時に、周りが助けてくれるのです。
また、周りが助けてくれることで、「この人は、本当は良い人なんだ」と、バカにした人たちも理解してくれます。
バカ(敵視)にしていた人たちも、味方になってくれて、協力してくれます。まさに、支え合いの関係ができており、素晴らしい絵本です。
「世の中、そんなに上手くいかないよ」という意見もあるかもしれませんが、成功者の多くはギバーです。
『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する』という有名なビジネス書籍があります。読み応えがあるので、挑戦したい人は、覚悟して読んで下さい。
世の中の人は、ギバー(与える人)、テイカー(貰う人)、マッチャー(帳尻を合わせる人)に分けることができます。
成功する人の多くは、ギバーです。中でも、自分も他人も利益が出るように行動するギバーが成功します。
絵本に出てくるケーキちゃんは、まさにギバーの典型だと思います。
そらまめくんのベッド
次に、お勧めするのが、「そらまめくんのベッド」です。
そらまめくんのベッドは、最高の寝心地らしいです。みんな貸してほしいと頼みますが、拒否します。ある日、ベッドが行方不明になってしまいます。最初、みんな自業自得と思っています。しかし、次第に可哀そうになり、自分のベッドを貸そうとしてくれます。しかし、サイズが合いません。最後には、ベッドが無事に見つかり、みんなで一緒にベッドで寝る話です。
「自分の利益しか考えない人間」は、周りから敬遠されます。
自分が困った時に、「誰も助けてくれない」。そんな時は、間違いなく日頃の自分の行動に問題があります。
「他人の頼みを聞く」ことや、「他人が困っている時に手を差し伸べる」ことをしていますか?
人間は1人では生きていけません。「支え合うことの大切さ」を教えてくれる絵本です。
また、逆の視点で見ると、「自分の事しか考えない人間」が困っている時に、親切にしてあげる事で、「自分の愚かさに気づかせる事ができる」かもしれません。
オニじゃないよおにぎりだよ
最後に、「オニじゃないよおにぎりだよ」を紹介します。
おにぎりが大好きな3匹のオニ。とある理由から、人間たちに、おにぎりをプレゼントしようとします。しかし、人間はオニ達を怖がって逃げてしまいます。食べてもらおうと、工夫していきます。最終的には、人間たちと仲良くなるという話です。
まず、「人は見た目で判断してはいけない」ということです。強面の人でも、本当は優しい気持ちを持っているかもしれません。
また、「失敗しても、やり方を変えて挑戦し続ける」ことの大切さを知ることもできます。
同僚や後輩が失敗し続けたとしても、諦めずに応援してあげることも大切かもしれません。
「ダメだと諦める事」は、いつでもできます。挑戦し続けることのほうが、偉いのです。
「3人寄れば文殊の知恵」という言葉があるように、みんなで協力すれば、困難な課題も、協力すれば解決するかもしれません。
絵本の中では、3匹のオニがアイデアを出し合って課題に取り組みます。
行き詰っている仕事も、協力しあえば、何とかなるかもしれませんね。
まとめ
絵本は、読む人によって、大きく見方が変わってきます。
「ケーキちゃん」「そらまめくんのベッド」「オニじゃないよおにぎりだよ」も、私個人の読み方(解釈)です。
他の人が読めば、全く違った解釈になるかもしれません。
大切なのは、絵本だとバカにせず、じっくり読み込むことです。
何日かに分けて、10回、20回と読み込んでいくと、新しい事に気がつくことができます。
ぜひ、絵本をじっくりと読み込んでみませんか?
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