「仕事や職業生活に関することで強いストレス」の第2位は、「仕事の失敗、責任の発生等」となっています。
今回は、「仕事の失敗」について書いていきます。
仕事の失敗と言っても、職業によって、大小さまざまだと思います。
下手をすると、自分や相手が死にそうになってしまう状況もあるかもしれません。さすがに、そういう場合は落ち込みざるを得ません。また、他にも、会社に大打撃を与えてしまい、会社を倒産寸前まで追い込んでしまったということもあるかもしれません。これも落ち込みます。
「生死に関わること」や「会社の存続に関わること」を除けば、失敗は自身の経験の糧にすれば良いと思います。
「失敗は成功の元」と言われるように、失敗は自分自身が成長していくために必要なことです。
そもそも、誰でも失敗はする
発明王トーマスエジソンも失敗の連続であったと言われています。しかし、「この方法は失敗だということを見つけた成功である」というように、プラスに考えてみえたようです。
名前を残した世の中の偉人たちは、みな失敗しています。偉人ですら失敗するのですから、平凡な私達も失敗するのは当たり前のことです。偉人がどのような失敗をしてきたかは、下記の本を読むと分かります。
そうはいっても、失敗はしたくないものです。職場の周りでは、失敗しない人がいると思います。その人たちは、どのようなことをしているのでしょうか?
失敗しない自己管理
失敗しないために、まずは自分の体調管理が大切になります。
寝不足、日中の眠気などは、仕事のミスにつながります。あなたは、しっかり眠れていますか?
大人の睡眠時間は、7~8時間必要だと言われています。理由についても本ブログで、まとめています。「大人の必要な睡眠時間が7~8時間と言われる理由」
また、質の高い睡眠も必要です。本ブログでは、睡眠に関しても実験をしています。あなたの体質に合うものがあればと思います。「深い睡眠を増やす」
仕事中の集中力維持のために、食事も気をつけたいところです。食事のとり方についても記載しています。「良質な睡眠をとるための食事のポイントとおすすめの本」
運動も定期的に行っていきましょう!「ジムよりコスパが良くて継続できるVR運動」
失敗しない集中力
仕事中のミスは、集中力が低下した時に発生することが多いです。しかし、仕事の時間は8時間以上あり、常時、集中力を保つことは困難です。残業もあると、さらに集中力が低下していく可能性が高くなります。
必然的に、失敗しやすい状況になるものです。これを防ぐためには、いかに「集中力を持続させるか」と「早く終わらせるか」が大切になってきます。
そんなこと言われても、仕事早く終わらせられないという意見もあると思います。大丈夫です。仕事を早く終わらせる方法はあります。
定時で帰る方法は、「定時で帰るための高速仕事術」をご覧ください。
集中力を高める方法は、「仕事を早く終わらせるための集中力」をご覧ください。
失敗しない思考整理術
どれだけ体調管理、集中力を持っていても、失敗はするものです。
次に失敗しないためにも、失敗の原因を探すことは、とても大切になります。
失敗の種類にもよりますが、何にしても「状況を整理」することが大切になってきます。
「失敗した出来事」に対し、「失敗した要因」をいくつか考えます。
「失敗した要因」書き出せたら、個別に「対策」を考えていく必要があります。生じた出来事を細かく分析していかないと、いつまでたっても失敗を成功の糧にすることはできません。めんどくさいかもしれませんが、これは必要なことです。
図に現わすと、下記のようになります。
「対策」は考えつけば、考えつくほど良いです。次に同じ出来事が生じた場合、事前に検討しておけば、失敗しない可能性が高くなります。
「ゼロ秒思考」という本を手にとったことはありますか?自分の思考を整理できる上に、仕事で、失敗しないための考え方を手に入れることができます。とても役に立つ本だと思います。
仕事の失敗で死ぬことはない
上司から激怒されたり、会社からクビを言い渡されることもあるかもしれません。しかし、命まで取られることはありません。
しかし、失敗のせいで、会社に在籍しずらくなるというのはあるかもしれません。そんな時は、転職先を探しましょう。失敗の内容にもよりまずが、そもそも仕事自体が、あなたに合っていなかっただけかもしれません。
世の中には、様々な仕事があります。新しい事にチャレンジしてみるのも面白いという気持ちで探してみるのもよいのではないかと思います。
転職先の探し方については、「理学療法士の転職活動の注意点と避けた方がよい会社」で記載しています。タイトルは理学療法士が入っていますが、全ての仕事の共通項も多いので参考になるのではないかと思います。
どんな仕事でも上手くできない
職を転々としているけど、どの仕事も上手く行かない。仕事が続かないという方もいると思います。
そんな方は、発達障害(グレーゾーン)の可能性があります。明らかな発達障害であれば、周りから指摘されるかもしれませんが、グレーゾーンの場合は、「変わった人」で終わってしまうケースが多いと思います。実際、グレーゾーンで苦しんでみえる方は、多くみえます。
一度、自分自身が発達障害グレーゾーンでないか検討してみてもよいのではないかと思います。「仕事が上手くいかないのは自分の発達障害が原因かも」
自分の特性をしっかり理解できれば、選ぶべき仕事や、仕事への取り組み方が変わってくると思います。
まとめ
・仕事の失敗は、誰でも経験することです。
・どんな仕事にしろ、体調管理は大切です。自己管理できていないと、どんな仕事でも失敗しやすくなってしまいます。
・失敗した状況は、必ず分析しましょう。これを怠ると、また同じミスを犯してしまう可能性が高くなります。
・仕事の失敗で死ぬことはありません。そもそも、仕事の内容が、あなたに合っていなかっただけかもしれません。思い切って、転職活動をしてみるのも良いかもしれません。
・どんな仕事でも上手くいかない場合は、発達障害グレーゾーンである可能性もあります。一度、自分の特性を見直してみるのもよいかもしれません。
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