あなたの会社の上司は、尊敬できる人ですか?中には、微妙な上司もいると思います。
気の合う上司であれば、共通の趣味があれば嬉しいですよね。
しかし、微妙な関係の上司と共通の趣味は持ちたくないものです。
前回、自分の趣味を押し付けてくる(ほぼパワハラ)上司について書いていきました。
「自分の趣味を押し付けてくる上司への対処法」参照。
今回は、「上司と共通の趣味がバレてしまった時の対処法」について書いていきます。
上司とは距離をとっておきたい?
上司と自分の趣味が同じものであったと発覚したとします。
同じ趣味だと嬉しいなと思う人もいるかもしれませんが、そうでない人もいると思います。
また、これが例えばマンガなどで、仕事の合間に、少し雑談する程度ならいいかもしれません。
しかし、スポーツや釣り、アウトドアなど、下手したら「一緒に何かをすることが可能なタイプ」の趣味だと話が変わってきます。
上司と仲良くなって昇進を狙いたいなど、ポジティブに考えられる場合はいいです。
しかし、そうでない場合は、何としてもプライベートまで一緒に行動しないように逃げなければいけません。
どうしたら、上司の機嫌を損ねることなく、断ることができるのでしょうか?
「仕事は仕事、プライベートはプライベート」と宣言する
職場内での上司と部下の関係にもよるかもしれませんが、最初に「仕事は仕事、プライベートはプライベート」と宣言しておくのもいいかもしれません。
できれば、趣味バレする前に、日頃から、周囲にそのように伝えておくのがベストです。
もし、誘われても、上司だけでなく「同僚が同じ趣味でもプライベートは一緒にはいたくない」としっかり意思表示しましょう。
理由を聞かれたら、「上司や同僚と一緒にいると仕事の延長線のような気がするから」と答えればいいです。
最初が肝心です。1度許してしまうと、次から断りにくくなってしまいます。
必ず、最初の誘いで断りを入れましょう。
一度、共通の趣味で同行してしまった場合
一度、共通の趣味で同行を許してしまった場合もあると思います。
上司と一緒でも、意外と楽しめたという場合もあるかもしれません。しかし、気を使って疲れてしまった場合は、二度と行きたくありませんよね。
2回目の誘いがきた場合、どのように断ればいいのでしょうか?
そんな場合は、「他の趣味を匂わせる」のも良い方法だと思います。
「実は、他にも趣味があり、上司と共通の趣味ばかりやっているわけではないんですよ」と伝えるのです。
いっそ、一定期間、共通の趣味から離れてしまうのも良い手段かもしれません。
上司から熱心な誘いがあったとしても、今はその趣味の熱は冷めてしまっているんですと伝えるのです。
しばらく、そんな状態が続けば、自然と向こうから趣味の話はしなくなっていきます。自分とは関係のない趣味に、人は興味を示しません。
ほとぼりが冷めたら、自分の大好きな趣味に戻っていきましょう。
仮に、どこかに鉢合わせになったとしても、気まずく感じる必要はありません。いかにも、久しぶりに、趣味をやってみたんですという顔をすればいいのです。
予定が詰まっているアピールはやめたほうがいい
共通の趣味に誘われた時に、「友達と約束しているんです」「その日は用事があるんです」などと、はぐらかす人もいると思います。
このような、予定が詰まっているアピールはやめたほうがいいです。
空気を読める上司であれば、「上司・部下の関係で休日に会いたくないんだな」と察してくれます。
しかし、世の中には、空気の読めないKY上司も存在します。
「なんだ!せっかく上司の自分が誘っているのに!」と逆切れしかねません。
安易な予定が詰まっているアピールは、火に油を注ぐようなものです。
「言われなくても気がつけよ」と言いたくなる気持ちは分かります。しかし、きっぱりと言わないと分からない人間もいるのです。
「何日なら空いてるの?」という言葉が出る前に、早めに前述のような、一緒には遊びません宣言をしましょう。
基本的な断り方は恋愛と一緒
断り方は、「恋愛と一緒」というと、変な感じがするかもしれません。
しかし、興味のない相手に、「一緒に遊べるかも?」という淡い期待を持たせるのは、自分にとっても相手にとってもよくありません。
「あなたとは付き合えない」「自分の時間をあなたにあげることはできない」という態度は、恋愛と一緒です。
前述しましたが、最初の段階で、「あなたとは一緒に遊びません」と明確な意思表示をしていきましょう!
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