あなたの職場の上司は、口下手ではないでしょうか?
中間管理職は、下からの意見を吸い上げて上に伝えたり、上からの命令を現場の人間に伝える重要な役割をになっています。
その中間管理職である上司が口下手だと、困ってしまいますよね。
今回は、「何が言いたいのか分からない上司を理解するには」どうしたらいいかを書いていきます。
口下手が管理職の謎
そもそも、伝達役として、超重要な役割のはずなのに、なぜ口下手なのでしょうか?
それに関しては、「なぜポンコツ上司は存在するのか?」を読んでみて下さい。
可哀そうな上司であれば、助けてあげる必要があるのではないでしょうか?
また、ポンコツ上司以外でも、「今後の成長性」を見込まれて抜擢されるタイプもいると思います。
そのようなタイプは、上手くいけば、頼もしいリーダーになってくれるかもしれません。
上司に対し、「ダメだダメだ」とダメ出しばかりせず、暖かい気持ちで応援してあげることも大切ではないかと思います。
本人が努力する気がなければ変わらない
口下手な人は、文章がむちゃくちゃです。
「日本語からやり直してこい!」と、ツッコミたくなる気持ちは分かります。しかし、そこは、ぐっと抑えましょう。一応、上司です。
状況にもよりますが、人にものを伝える時は、「結論(話の着地点)」を述べてから、説明していくと伝わりやすくなります。
口下手な上司は、基本的な「それ」ができていません。
上司であるので、「それ」を改善する努力をしてほしいものです。もちろん、努力する上司もいると思います。
しかし、いつまでたっても成長しない上司はイライラしますよね。
「しっかりして下さい」と部下が声掛けをしたとしても、本人にその気がなければ、変わることはありません。
本人が努力する気がないのであれば、こちらが理解力を上げるしかありません。
単語を集めて文章構成トレーニング
何が言いたいのか分からない上司の伝言は、まず「単語集め」が大切になります。
基本的に、日本語ができていないので、文章から伝えたいことを把握するのは諦めましょう。
上司がしゃべり終わるまで、ひたすら、「上司の発する単語」を拾っていきます。
相手が話終わったら、それらの単語を文章に組み上げていきます。
こちら側で、文章が組み終わったら、「つまり、こういうことが言いたいんですか?」と聞きましょう。
大切なのは、必ず聞く事です。
もし、最初の段階で解釈が間違っていると、後々、大きなトラブルになりかねません。
最悪の場合、仕事を最初からすることになってしまいます。
上司のゴール地点をしっかり確認しておくことで、余計な仕事をしなくて済みます。必ず、ゴールを確認しましょう。
本当に何を言っているのか分からない場合
単語を組み合わせて文章構成して、相手に合っているか聞く。これができる場合は、まだ良いです。
しかし、「本当に何を言っているのか分からない場合」があります。
「赤ちゃんからやり直してこい!」とツッコミたくなる気持ちは分かります。しかし、我慢して下さい。一応、上司です。
単語も文章も無茶苦茶で、宇宙人と話しているような状態になった場合は、素直に「分からない」と伝えましょう。
口下手にも関わらず、プライドの高い上司もいると思います。そんな上司の場合は、下手に出る必要があります。
「申し訳ありません。聞き方が上手でないので、何をしたらいいか理解できませんでした。結論としては、どのような事なのでしょうか?」
このように、「聞き手であるこちらが悪い」と伝えたのち、「話の結論部分」を訪ねます。
何で、こちらが悪いんだと言いたくなる気持ちは分かります。しかし、そこは社会人ですから、角の立たないように対処していきましょう。
こんな上司耐えられない
報告・連絡・相談は、日々の生活で欠かせません。
それが苦手な上司がいると、それだけで業務が遅延するので、イライラしますよね。
こんな上司の元で働けるか!となったら、部署移動や転職を検討していきましょう。
しかし、1つ注意点があります。
それは、部署移動や転職した先にも、ポンコツ上司がいる可能性があるということです。
下手したら、今よりもっとポンコツな上司の元で働くことになるかもしれません。
良い上司に当たるまで転職を続けるというのは現実的ではありません。
まずは、こちら側が改善する努力をしてから、どうしても耐えられなくなったら、最終手段として転職することをお勧めします。
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