キャリアは広い視点で考えたほうが良い理由

あなたは、人生において、自分自身のキャリアのプランをどのように考えていますか?

自信をもって、こういう方針だ!と言える方はいいと思います。

しかし、漠然と毎日を過ごしている方も多いのではないでしょうか?昔は、私自身もそうでした。

将来が不安だと、ストレスも溜まりますよね。できれば、ストレスなく、自信を持って生きていきたいものです!

しかし、人生の方向性を確認するだけで、何気ない日常の認識が大きく変わる事もあります。

今回は、「キャリアは広い視点で考えたほうが良い理由」について書いていきます。

今の会社に埋もれるな

あなたは、今の会社まで定年まで働くつもりですか?その方針で、本当に大丈夫ですか?

人生100年時代と言われており、60歳を過ぎてからでも、年金が貰えないので働き続ける必要があります。

今の会社でそのまま働き続けるとどうなるでしょうか?

もちろん、今の会社で再雇用してくれるかもしれませんが、場合によっては、いらないと言われる可能性もゼロではありません。

そうなった場合、あなたはどうしますか?

定年後、再雇用もしてもらえないようなあなたを、誰が雇ってくれるでしょうか?

一つ勘違いしてほしくないのは、今の会社で働き続けることが悪いと言っているわけではありません。

大切なのは、50代、60代、70代になった時に、「必要とされる人間」になっていられるかということなのです。

役職に意味はない

「〇〇会社で、課長をしていました!」「〇〇会社で、部長をしていました!」

転職時に役職名をウリにする人がいると思います。しかし、これは意味がありません。

大切なのは、転職先の会社で、「何が貢献できるか?」なのです。

役職はオマケで、実際は、どのようなノウハウがあり、どのような貢献ができそうなのかを具体的に話す必要があります。

もし、それができないようであれば、他の平社員レベルの人間に負ける可能性もあるのです。

今の会社で、昇級を目指すのが悪いと言っているわけではありません。

「昇級」は、あくまでオマケとして考え、実際は、「他の人に負けない能力」をつける必要があるという意味です。

オタクになれないなら、戦場を変える

「オタク」は最強です。

その分野で、誰にも負けないくらいの知識があれば、仮に、60歳定年を迎えたとしても、問題ありません。

その知識を生かして、その分野の講師をしたり、指導者となったり、何とでもなります。

しかし、当然、すべての人が、その立ち位置に辿りつけるわけではありません。

多くの人は、最強の「オタク」にはなれないのです。

では、どうしたらいいかと言うと、「戦場を変える」のです。

ある程度、今の仕事でのスキルを身に着けたら、他の仕事に転職してしまうのです。

全く畑違いでも構いません。

大切なのは、「転職先で、今までのスキルを活かせることはないか」を考えることです。

少しでも、生かせそうなことがあれば、そこをアピールしていきましょう。

上手くいけば、他の職員とは比べ物にならないような地位を築くことも可能かもしれません。

そうなれば、定年後も、特殊な人材として重宝される可能性があります。

自分の能力が生かせそうな事がないか、一度、考えてみましょう!

人生の方向性を確認する

漠然と転職を繰り返すのは良くありません。ある程度、目的をもって転職をしていきましょう!

まずは、自分の人生の目的について考えてみましょう!

人生の目的の見つけ方については、「人生で後悔しないための大切な「人生の目的」思考」参照。

自分の人生の目的が明確になったら、転職すべき職種を検討していきましょう!

いきなり、転職なんて不安だと言う人は、今の会社で働きながら、資格を取得してもいいかもしれません。

資格の選び方については、「自分に本当に必要な正しい資格の選び方」参照。

資格の取得はお勧めです。資格があるのとないのとでは、社会的な信頼度も大きく変わってきます。

転職する上でも、有利に働くことは、間違いありません。

キャリアは、広い視点で見よう

今の会社で上を目指すのが悪いとは言いません。しかし、役職の席数は限られています。

必ずしも、自分がその椅子に座れるわけではありません。

競争に打ち勝ったのはいいが、定年後は、特に誰からも必要とされないとなると悲しいですよね。

そうならないためにも、自分のキャリアは、広い視点で見ていきましょう!

ひょっとしたら、自分の能力は、他の職域では、重宝されるかもしれませんよ。

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