物事は、捉え方を変えるだけで全く別物に変わります。
例えば、コップに半分の水が入っていた時は、どう思いますか?
「まだ、半分も水がある」と考えるでしょうか?それとも、「もう、半分しか水がない」と考えますか?
いかがでしょうか?同じ状況なのにも関わらず、捉え方を変えるだけで、全く違う状態になります。
しかし、そうは言っても、なかなか考え方を切り替えるのは難しいものです。
そこで、大切になるのが、「選択肢を増やす」ということです。
今回は、「考え方を変えられないなら、選択肢を増やしたほうがいい理由」について書いていきます。
思考法の転換にはトレーニングが必要
物事の捉え方を変えていくには、トレーニングが必要です。
トレーニングの仕方については、「仕事のストレスを軽減させる物事の捉え方」をご覧ください。
トレーニングを繰り返すことで、次第にできるようになってくるはずです。
しかし、どうしても上手くいかない場合もあるかもしれません。
上手くいかない時は、どのようにしたらよいのでしょうか?
それは、ずばり、「選択肢を増やす」ということです。
選択肢を増やす
「選択肢を増やす」には、どのようにしたらよいのでしょうか?
そもそも「選択肢」というのは、「知識量」に比例します。
例えば、仕事にしろ家庭にしろ、何かトラブルが起こった時に、あなたはどうしますか?
スマートフォンを操作して、インターネット上で調べるという人も多いのではないでしょうか?便利な世の中ですよね。
しかし、ここで、元々、知識として何かしら持っている人がいたら、おそらく「調べる」のではなく、即実行してトラブルに対処すると思います。
これが、選択肢が「ある人」と「ない人」との差です。
「知識」が多い人は、何か生じた時に、即対処していきます。
何か困った事があった時に、すぐにスマートフォンを触っているという人は、自分が「知識量が少ない」ということを自覚するべきです。
つまり、知識を増やす努力をしていかなければいけないということです。
知識を増やす
知識を増やすには、どうしたらいいのでしょうか?
もちろん、答えは1つです。ずばり、「勉強」です。
勉強と聞いただけで、蕁麻疹が出る人もいるかもしれませんね。学生時代に勉強が苦手だった人は、特に嫌かもしれません。
しかし、学生自体のように、「国語」「数学」など、決められた勉強をする必要はないのです。
自分の好きな事を勉強すればいいのです。
それが、ゲームのことでも構いません。
例えば、戦国時代を舞台にしたゲームにはまっていたとします。戦国時代の登場人物について調べてみるのはどうでしょうか?これも、立派な勉強です。
とっかかりは何にせよ、自分の好きな事から調べて(勉強)みるのが、一番良いと思います。
雑学的な知識でも構いません。
知識量が増えていくと、自然と考え方に柔軟性が生まれ、物事を様々な角度で見ることができるようになってきます。
本を読む(マンガもOK)
知識を増やすのに、本を読むのは、お勧めです。ただし、読む本は選ぶ必要があります。
目的は、「考え方の多様性を増やすこと」ですから、自分の趣味趣向とは異なるものを読む必要があります。
例えば、マンガであっても、ヒーローものばかり読んでいては、幅が広がる可能性は低いでしょう。
そこで、普段は絶対読まない、少女漫画を読んでみたり、ホラーものを読んでみたり。いつも手に取らないジャンルを読んでみましょう。
本を読む習慣がない人は、マンガでも構いません。
しかし、できれば、ビジネス書籍を読むことをお勧めします。ビジネス書籍といっても、様々なものがあり、何を読んでいいか分からないという人も多いと思います。
そんな方には、ジャンルを分けてお勧めの本を選んでみました。下記の記事から、自分に必要そうなものを選んでみてはいかがでしょうか?
生活習慣「仕事でのストレスを減らすための思考を得る方法(生活習慣編)」
時短仕事術「仕事でのストレスを減らす思考を得る方法(時短仕事術編)」
転職思考「仕事のストレスを減らすための思考を得る方法(転職編)」
対人関係「仕事でのストレスを減らすための思考を得る方法(対人関係編)」
資格をとる
資格を取るのもお勧めです。
知識が多いというのはいいのですが、その知識が正しいという証明は、資格を持つことですることができます。
資格は、民間資格から国家資格まで様々なものがあります。どれがいいか分からないという人もいると思います。
資格の選び方については、「自分に本当に必要な正しい資格の選び方」をご覧ください。
資格をたくさん持っていると、自信に繋がりますし、この先の事を考えると、持っておいて損はしないと思います。
「芸は身を助ける」という言葉があるように、何も持っていないよりは、持っていたほうが良いと思います。
最後に
知識量が増えていくと、物事の考え方、見え方が変わってきます。
物事を多角的に見ることができるようになると、「大人としての余裕」も生まれてきます。
「周りから頼られたい」などと考えている人は、ぜひ経験ではなく、知識量で、いろんな案が出せるような人間になっていきましょう。
コメント