仕事の成果を得るために出来る事

あなたは、仕事で思うような成果を出す事ができていますか?

同僚と差をつけられたり、後輩から追い抜かれたりすると、焦りますよね。

しかし、焦ったところで、成果が上がるわけではありません。

では、どのようにしたら仕事を成果を上げることができるのでしょうか?

今回は、「仕事の成果を得るために出来る事」について書いていきます。

長時間労働(残業)は逆効果

仕事の成果を得ようとして、長時間労働(残業を多くする)を選択していませんか?

長時間労働は、仕事の成果を上げる上では、逆効果となります。今すぐやめましょう。

でも、働かないと、成果が上がらないんじゃない?と言う意見もあると思います。

しかし、労働時間が長くなれば長くなるほど、人間の集中力は低下していき、ミスを誘発しやすくなります。

単純な作業でもミスが出てしまい、それを直すために、さらに時間がかかる。悪循環です。

そもそも、長時間労働で成果が上がるのであれば、周りの成果を上げる同僚は、誰よりも働いているはずです。

しかし、実際は、そんなに働いていないのではないでしょうか?下手したら、定時で上がっている同僚もいませんか?

努力することは大切なことですが、努力する方向性間違えてはいけません。

努力の方向性

前述の通り、努力をすることは大切です。しかし、努力の方向性を間違えると、全く成果があがりません。

例えば、海外の取引先と交渉をするために、英語を一生懸命マスターしたとします。

しかし、実際、相手が来てみたら、フランス語しかしゃべれなかったとしたら、どうなるでしょうか?

商談することが困難になってしまいますよね。

極端な話をしてみましたが、成果が上げられない人は、このようなことをしているのです。

まずは、成果が上がっていない原因と、根本的に目指すべき方向性を再検討していく必要性があります。

何かを得たいのなら、対価を支払う

目指すべき方向性が分かっていない状態で、がむしゃらに進んでも、迷ってしまうだけです。

そこで、仕事を適度に切り上げて、帰宅しましょう。帰宅してから、何をするべきなのかを考えましょう。

ちなみに、あなたは、帰宅した後に、何をして過ごしていますか?晩酌でしょうか?テレビでしょうか?

何かを得るためには、何かしらの対価を支払う必要があります。

対価と言われても、ピンとこないかもしれませんね。対価とは、「自分の時間」のことです。

つまり、仕事で成果を上げたいのであれば、「自分の時間」を対価として支払う必要があるのです。

自分の時間をどう使うか?

対価=自分の時間

つまり、自分の趣味や娯楽の時間を、成果を上げるために捧げる必要があります。

仕事で成果を上げる人間は、自分の時間を対価として支払っています。何も努力せずに、成果を上げている人はいないのです。

自分の時間を、資格勉強に当てている人もいます。何かしらのレッスンに通っている人もいます。

自分の時間を、何に使うかは、その人次第です。全ては、成果を上げるために、必要なスキルを磨くことです。

この時、注意点があります。自分の趣味や娯楽の時間を削りたくないからと言って、睡眠時間を削ろうとすることです。

絶対に、睡眠時間だけは削ってはいけません。

睡眠不足になると、注意力・集中力が低下し、仕事でミスを犯しがちになります。また、様々な病気の引き金になります。

詳しくは、「大人の必要な睡眠時間が7~8時間と言われる理由」を、ご覧ください。

睡眠時間も趣味・娯楽も削りたくないという方は、仕事で成果を上げることは諦めて下さい。

別に、仕事で成果を上げなくても生きていけます。同僚や後輩と差をつけられたからと言って、死ぬわけではありません。

同僚や後輩に負けたくないよという方だけ、自分の時間を、フル活用していきましょう!

努力の方向性の見つけ方

自分の時間を対価として差し出す必要は分かった。でも、何をしたらいいか分からないという方もいると思います。

そんな方は、自分の人生の目的から考えてみてもよいかもしれません。

あなたの、人生の目的は何ですか?

答えられないという方は、「人生で後悔しないための大切な「人生の目的」思考」のほうを、参考にしてみて下さい。

人生の目的が明確になれば、自ずと、取り組むべきことが分かってくるはずです。

成果は短期間で出るものではないと心得る

仕事の成果は、短期間で出るものではないと心得て下さい。

努力しても、なかなか簡単には成果が上がらないものです。

1,2年以上の長いスパンで考えましょう。

そんなに継続できないという方は、そもそもの目標設定が高すぎる可能性があります。

例えば、資格試験で考えてみます。

「応用情報技術者」の資格をとりたいとします。しかし、いきなり受けても、落ちる人のほうが多いと思います。

「ITパスポート」⇒「情報セキュリティマネジメント」⇒「基本情報技術者」⇒「応用情報技術者」の順番で受験したほうが、合格する可能性が高くなるかもしれません。

このように、いきなり高い目標に挑戦するのではなく、細かいゴール設定をすることで、コツコツと目標に向けてハードルを越えていくことができるはずです。

焦らずに、じっくりと実力をつけ、仕事の成果が出てくるまで、辛抱強く待ちましょう。

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