あなたの職場の環境は悪くはありませんか?環境が悪いとストレスも溜まり、辞めたくなりますよね。
職場の離職率が高い所は、かなり職場環境が悪いことが予測できます。
なぜ、職場の環境は悪くなるのでしょうか?
もちろん、様々な要因が考えられますが、一因として、PDCAが機能していないことが考えられます。
今回は、「職場環境が悪い理由はPDCAが上手く機能していないから」について書いていきます。
PDCAとは?
社会人になった方は、「PDCA」という言葉を耳にした方も多いのでないかと思います。
P:プラン(計画)
D:ドゥー(行動)
C:チェック(評価)
A:アクション(改善)
仕事をして行く上で、物事を計画し、行動に移し、その結果を評価し、改善させていくという考えのものです。
日本では、PD!までしか行っていない会社が多いと言われています。
これが、日本は生産性が低いと言われている原因の1つなのかもしれません。
また、職場環境の悪い会社は、PD!までしか行っていない場合が多いと言われています。
「いやいや、そんなことはない。ちゃんとやっているよ。」という人もいるかもしれません。
おそらく、「なんちゃってPDCA」になってしまっている可能性があります。
今一度、あなたの職場のPDCAを確認してみて下さい。
Cが一番大切
チェックですが、会社によって様々かと思います。
顧客相手であれば、アンケートなどもするかと思います。しかし、これが問題です。
様々な場面でアンケート記入を求められることがあるのですが、「何が知りたいの?」と言いたくなるようなアンケートが多いです。
例えば、「店員の接客は良かったか?」という質問です。
あまりに漠然とした質問ではないでしょうか?一体、この調査で、何を改善するつもりなのでしょうか?
私なら、「笑顔で対応してましたか?」「顧客視点で相談に乗っていましたか?」「店員の口調は悪くありませんでしたか?」など、具体的に質問します。
これなら、店員の改善点が分かるので、接遇の研修などを行うことができます。
私は、意味がないと判断したアンケートには記入しません。それは、会社側が改善する気がないというのが分かるからです。
「評価」は、一番大切な所です。
評価しなければ、計画が良かったのか悪かったのかも分かりませんし、次に同じ問題が起こっても、全く対処ができないからです。
職場環境が悪い所は、だいたい評価がいい加減です。
社員の態度が悪くなれば、当然、顧客が離れる原因にもなります。悪循環に陥り、そのうち経営が傾いくるかもしれません。
社員に見放されるような会社は、遠からず潰れることでしょう。
Cを改善
「評価」は一番大切です。
では、この評価をどのように改善させていけば良いのでしょうか?
まず、「顧客目線」に立つことです。
Amazonなどの会社は、「顧客第一」を掲げています。客側が便利だと感じれば、当然リピートしてくれます。
リピーターを確保しつつ、さらに新規の顧客を獲得していく。これができる企業は成長していきます。
会社の経営が苦しい場合は、たいてい、これができていません。
従業員も、それに気づいているケースが多く、「こんな会社にいられない」と、離職していってしまうのです。
離職率が高い場合は、まず、顧客目線に立つように、従業員から幅広く意見を聞きとったほうがいいかもしれません。
どうすればいいか?が大切
次に、「なぜ?」ではなく、「どうすればいいか?」を考えることです。
何か失敗が起きた時に、人はよく「なぜそうなった?」と原因を聞くことが多いです。
そのあとは、原因の説明をして、すみませんでしたと謝っておしまいです。
これでは、意味がありません。
そこで、失敗した時は、「どうすれば良かったのか?」と聞きます。
そうすると、原因の説明ではなく、原因の改善点を考えることができます。
「原因そのものを防ぐ方法」か、「原因が生じた時のスムーズの対応法」を考えることができます。
こうすることで、「適切な評価」で、改善方法を実行に移すことができるはずです。
Cを大切にすれば、職場環境は改善する
あなたの職場は、「評価」がしっかりできていましたか?
もし、上記のようなことができていないのなら、今すぐ改善させていきましょう。
できれば、ストレスのない職場で過ごしたいですよね。
もし、あなたが管理職でなくとも、改善方法を提案してもよいかもしれません。
上手くいけば、あなたの評価が上がるかもしれません。もし、ダメそうなら、転職しましょう。
その会社は、近い将来潰れてしまう可能性があるからです。沈みゆく泥船に乗る必要はありません。
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