要領が良い人がやっていること7選

あなたの周りに仕事の要領が良い人はいませんか?

同じような仕事をしているのに、早く仕事が終わったり、仕事の出来が良かったり。

要領の良い人は、優秀だと思いがちですが、実際は能力としては、あなたとあまり違わないのはずです。

では、要領の良い人は、一体、仕事をで何をしているのでしょうか?

仕事でのストレスを軽減させるために、ぜひ、要領の良い人は、何をやっているのかを覚えてみて下さい。

今回は、「要領が良い人がやっていること」について書いていきます。

生活リズムが一定

まず、一番基本となることなのですが、「生活リズムが一定」です。

日中に高いパフォーマンスを維持するには、脳機能を活性化させる必要があります。

そのために、生活リズムを一定に保つ必要があるのです。要領が良い人は、このことを良く分かっています。

だから、同じ時間に起き、食事をとり、運動をし、仕事をして、昼食をとり、夕飯をとり、入浴し、就寝する。

このサイクルを、平日だけではなく、休日も変わりなく続けています。

ポイントは、休日も生活リズムを変えないことです。休みの日だからといって、ダラダラ生活することはありません。

身体のリズムができると、日中の動きも効率化されていくのです。

睡眠時間の確保

次に、「睡眠時間の確保」です。

脳機能を回復させるには、「睡眠」しかありません。

日本人の3人に1人は睡眠不足と言われています。日中に、眠気を生じたり、倦怠感(だるさ)が残っているようであれば、睡眠不足の可能性があります。

適切な睡眠時間は、人によって異なりますが、おおよそ7~8時間を目安にするのが良いかと思います。「大人の必要な睡眠時間が7~8時間と言われる理由」参照。

寝るのなんてもったいない!と思うかもしれませんが、睡眠不足は、様々な弊害をもたらします。

睡眠不足による身体の影響については、「睡眠の知識」をご覧ください。

要領の良い人にも、聞いてみて下さい。まず、間違いなく睡眠をしっかりとっています。

適度な息抜き

次に、「適度な息抜き」です。

人間の集中力には限界があります。物事に取り組めば取り組んだ分だけ、脳のパフォーマンスは低下していきます。

学校の授業を思い出して下さい。大学生だと、1コマ90分だったのではないでしょうか?

つまり、90分が人間が集中できる限界だという事です。

仕事中、フルに90分続けてしまうと、一気にパフォーマンスが低下します。できれば、その前に休憩をするのが得策と言えます。

約30分に1度休憩をとると良いと言われていますが、難しい人もいるかもしれません。トイレ休憩など、上手に行いながら、適度に休憩していきましょう。

要領の良い人を観察して下さい。上手に息抜きしているはずです。

仮眠をとる

要領の良い人は、昼休みに「仮眠をとっている」はずです。

仮眠は、午後からの眠気を飛ばすだけでなく、パフォーマンスを回復させるのにも役立ちます。

食後に横になってしまうと、逆流性食道炎などになってしまう可能性があります。

机に突っ伏した姿勢や椅子に身を預けたなどがお勧めです。

30分以上の仮眠は、深い睡眠(ノンレム睡眠)に入ってしまう可能性があるので、できれば、仮眠は30分以内に抑えましょう。

余談ですが、1時間以上の仮眠は、認知症のリスクが高くなるので、やめたほうが良いです。

仮眠の取り方について詳しく知りたい方は、「昼寝のしすぎは逆にマズイ 最適な昼寝の取り方」をご覧ください。

適切なTODOリスト

ここまでは、日頃の過ごし方について書いてきました。基本なので、しっかり押さえておいてください。

基本ができたら、次に、仕事の取り組み方について書いていきます。

まず、あなたは、TODOリストを作っていますか?TODOリストとは、自分がやるべき仕事のリストです。

作った事がないという人は作って下さい。既に、作ってるよという人は、改良を加えていきましょう。

TODOリストについては、私が独自に使っているものがあります。よければ参考にしてみて下さい。

定時で帰るための高速仕事術」参照。

大切なのは、TODOリストの全てをやる必要はないということです。

下のほうにくればくるほど、重要度は低いということです。つまり、「やらなくてもいいかもしれない仕事」ということです。

そのような仕事は、一度、やめてみて下さい。周りにも、顧客にも迷惑がかからないようであれば、それは「やらなくていい仕事」です。

要領の良い人は、仕事の断捨離が上手です。やらなくて良い事を徹底的に排除しているはずです。

仕事の分割

あなたは、1つの仕事を、どこまで分割していますか?

要領の良い人は、1つの仕事を可能な限り分割しているものです。

たいていの人は、1つの仕事を、最初から最後までやりたがるものです。そのほうが、すっきりするからです。

しかし、これでは、時間の有効活用ができません。その点、仕事が細分化されている場合は、スキマ時間を有効に使うことができます。

分割しているので、スキマ時間にソレを行うことができます。

一度、自分自身の仕事を見直し、バラバラに分解してみて下さい。トレーニングを積めば、誰でもできるようになるはずです。

型を作る

同じような仕事の場合は、効率の良い「型」を作ることが大切です。

例えば、メールなどが良い例です。

頻繁にメールのやり取りがある場合は、イチから文章を考えるのがめんどくさいです。

そこで、最初にいくつかの定型文を作成しておきます。

仕事の内容に合わせて、定型文を修正すれば、かなりの時間短縮になるはずです。

このように、ある程度、決まったパターンの仕事は、「型」を作っておくことがお勧めです。

要領の良い人に、何か工夫していることはないかを聞いてみても良いのではないかと思います。

最後に

要領の良い人は、特別に頭が良いといわけではありません。

誰でもできる事を淡々とこなしているのです。

要領の良い人の仕事をよく観察してみて下さい。そして、自分に取り入れられそうな「技」があれば、取り入れてみて下さい。

見ていても分からないという方は、直接、要領の良い人に話を聞きにいきましょう。

本能的にやっている人もいるかもしれませんが、大半は、意識的に要領よく動いているはずです。

きっと、あなたが効率よく働けるポイントを教えてくれるはずです。

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